TSakuraProcess
概要
TSakuraSeekerの、プロセスを取得するプロパティが返すもので、単一の伺か互換システムのプロセスを表現します。
TSakuraSeekerによって自動的に管理されますので、Create, Freeしないでください。
継承
TObject - TSakuraProcess
参照
TSakuraSeeker
簡単な使用例
TSakuraSeeker参照
リファレンス - プロパティ
- property ProcessID: String
- プロセスIDです。ただし、当初の仕様ではプロセスハンドルのMD5値ですが、Materia以外の多ゴースト対応環境SSTPサーバでは拡張されています。要するにゴースト(プロセスではなく)ごとにユニークである何らかの文字列値が入っている、と考えてください。
ユーザが代入はできますがそうすることに意味はありません。
- property FMOName: String
- FMO識別名です。基本的に「Sakura」が入りますが、他のFMOからプロセスを読み取った場合にはそれが入ります。
TSakuraSeeker.FileMappingTarget
プロパティを参照してください。
- property HWnd: THandle
- プロセスのウィンドウハンドルです。現在の多くのSSTPサーバの環境では1つのウィンドウハンドルで多数のゴーストのSSTPを受信することが可能になっていますので、これをキーに値を検索するような実装は行わないでください。
- property Name: String
- ゴーストの本体側(スコープ0側)の名前です。
Data['name']
と同等です。
ユーザが書き込みはできますがそうする意味はまずありません。
- property KeroName: String
- ゴーストのうにゅう側(スコープ1側)の名前です。
Data['keroname']
と同等です。
ユーザが書き込みはできますがそうする意味はまずありません。
- property SetName: String
- 本体側とうにゅう側の名前をコンマで結合したものを返します。
- property Data[Key: String]: String
- プロセスのエントリ名から直接値を取得します。
- property Count: integer read GetCount;
property DataAt[Index: integer]: String
property KeyAt[Index: integer]: String
- これらは、すべてのエントリ名を順番に走査したい場合に使用できます。それぞれ読んで字のごとくです。読み取り専用プロパティです。