コントロール オブジェクト


コントロールオブジェクトは、すべての種類のコントロールに共通するオブジェクトです。

メソッドやプロパティーによっては、特定のコントロールにしか作用しないものがあります。


Textプロパティ

ラベルやボタンのキャプションを変更します。
エデイットボックス、ドロッブダウンエデイットは編集項目を示します。
ツリービュー、リストビュー、リスト、ドロップダウンリストではサポートされません。

IDプロパティ

すべてのコントロールに共通します。
コントロールのIDを取得・変更できます。
IDはクリックしたときなどに発生するイベントで、どのコントロールからのものか識別するために使われます。

Visiblity プロパティ

コントロールの可視・不可視を切り替えます。
コントロールが実体をもってなければなりません。

Enable プロパティ

コントロールの有効・無効を切り替えます。
コントロールが実体をもってなければなりません。
ウィンドウのEnable操作で、この操作はオーバーライドされます。

CheckStateプロパティ

チェックボタン、ラヂオボタンのみ有効です。
コントロールが生成前・生成後どちらでも設定できます。

Width プロパティ
Heightプロパティ

コントロールの幅・高さを指定します。
すべてのコントロールに共通します。
コントロールが生成前・生成後どちらでも設定できます。
ピクセル単位で指定します。

PosXプロパティ
PosYプロパティ

コントロールの水平・垂直座標を指定します。
すべてのコントロールに共通します。
コントロールが生成前・生成後どちらでも設定できます。
ピクセル単位で指定します。

Styleプロパティ
Exstyleプロパティ

コントロールのスタイルを設定・取得できます。
通常使いません。

Classnameプロパティ

コントロールの種類を識別する文字列を取得できます。

HWND プロパティ

HWNDを取得できます。通常使いません。

CurrentSelectItemプロパティ

ドロップダウンリスト、ドロップダウンエデイット、リスト、リストビュー、ツリビューで選択中のアイテムを取得します。
ウィンドウは作成されていなければなりません。
ツリービューは項目オブジェクトを返します。
ツリービューは設定することはできません。
それ以外は数値を返します。

BOOL ItemSelectState (index) プロパティ

ドロッブダウンリスト、リスト、リストビューの指定項目が選択されているか返したり、設定できます。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

SelectedCountプロパティ

選択されているアイテム数を返します。
リスト、リストビューのみ有効です。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

TreeRootプロパティ

ツリービューのみ有効です。
ツリービューのルートアイテムを示すオブジエクトを返します。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

ItemObject(index)プロパティ

リスト、リストビューのみ有効です。
アイテムごとに関連付けられた連想配列オブジェクトが返されます。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

DeleteAllItems

すべてのアイテムを消去します。
、リードオンリー、エデイットボックスは内容がクリアされます。
リスト、リストビュー、ツリービューは全項目がリセットされます。
アイテムに関連づけられていた連想配列も消失します。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

ItemCheck(index)

チェックボタンつきリストビューのみ有効てす。
指定した項目のチェック状態を取得したり設定したりできます。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

列挙プロパティ

For Each ... Next ステートメントで列挙するためのプロパティです。
リスト、リストビュー、リストの現在選択されているアイテム番号が列挙されます。
ウィンドウは作成されていなければなりません。

Refresh

コントロールを再表示します。
ウィンドウは作成されていなければなりません。
通常は使いません。

unk SetPlacement [x],[y] ,[width],[height]

コントロールの座標、幅・高さを指定します。
ウインドウの作成前・作成後を問わず、設定することができます。
このメソッドはコントロール自身をかえすため、つづけてメソッドを呼び出すことができます。

unk SetCheck

チェックボックス、ラジオボタンの状態を初期設定します。
ウインドウの作成前・作成後を問わず、設定することができます。
このメソッドはコントロール自身をかえすため、つづけてメソッドを呼び出すことができます。

unk SetID ( id )

コントロールのID番号を設定できます。
ウインドウの作成前・作成後を問わず、設定することができます。
このメソッドはコントロール自身をかえすため、つづけてメソッドを呼び出すことができます。

AddString text

リスト、ドロッブダウンリスト、ドロップダウンエデイット、リストビューに新規に項目を追加します。

SetColumnText index,colm,text
text GetColumnText index,colm

リストビューのみ有効です。
指定したアイテムの指定サブアイテムのテキストを設定したり、取得したりします。

GetCount

リストビュー、リスト、ツリービューのみ有効です。
アイテムの個数を返します。

ItemText (x) プロパティ

Xで指定した番号のアイテムのテキストを取得・設定します
リスト、リストビューのみ利用可能です。

DeleteSelectedItem メソッド

選択状態にあるアイテムを削除します。
リスト、リストビューのみ利用可能です。