SeraphyScriptToolsのオブジェクト


SeraphyScriptToolsには、いくつかのオブジェクトがあります。

とくに、つぎのオブジェクトはダイレクトに生成することができます。

 

Instance インスタンス

 SeraphyScriptToolsの基本オブジェクトとなります。
 必須ではありませんが、通常は、このオブジェクトを最初に作成します。
 フレームのメッセージ処理等を簡略化します。

 コモンダイアログ、オーバーラッブウィンドウ、キャンバスは自動的に作成されており、初期化されています。
 Instanceオブジェクトのプロパティーとしてアクセス可能です。

CommDialog コモンダイアログ

 単独でコモンダイアログ・オブジェクトを生成することができます。
 ファイルを開く、名前をつけて保存、フォルダの参照、といったコモンダイアログを使えます。

 通常は、Instanceで初期設定されたオブジェクトを使うほうが便利です。

OverlappedWindow オーバーラップドウィンドウ

 単独でフレームを生成できます。
 しかし、Instancceからフレームを生成した場合はフレームをInstanceが管理していますが、 直接生成した場合には管理されません。

 通常は、Instanceからオブジェクトから使うほうが便利です。
 

Canvas キャンバス

 キャンバスは単独で生成できますが、その場合はフレームとの関連性がありません。
 フレームはキャンバスを自動生成します。

 印刷などのために単独で生成することは可能です。

Shell シェル

 ファイルのコピー、移動、ごみばこ、履歴に関する、いくつかの機能を提供します。
 ファイルの起動、特定ディレクトリ名の取得なども行います。

 WSHのFileSystemObject自身が、かなり強力なので、この補助的な役割にすぎません。

ObjectMap 連想配列

 文字列をキーとした連想配列をサポートします。
 プロファイルと接続することにより、プロファイルの一括読み込み・書き込みが可能となります。

 コントロールやウィンドウは、このObjectMapオブジェクトをプロパティーとしてもっており、コントロールやウィンドウにか

 

ObjectVector 自動拡張一次元配列

 一次元配列。通常の配列からの作成と、通常の配列への出力もサポートする。

PrivateProfile プライベートプロファイル

 初期化ファイル(INI)を操作するオブジェクトです。