> それに、回復処理にかかる時間にしても、実行ファイルが頻繁に実行
> されるとするとファイルシステムのキャッシュに残る可能性が高くな
> ります。逆にファイルシステムを介さないとキャッシュを介せなくな
> りますから、むしろ遅くなる場合がでてくるでしょう。
このあたりについては、メモリマネージャのページメモリ管理の中で、キャッ
シング効果を発揮するような渾然一体とした機構が実現されるものと、勝手に想
像していました。(^^;
(VMSはページ領域管理のなかで、ディスクキャッシュと同様な効果を生み出して
います。WinNTのNTFSでは、キャッシュファイルを仮想空間にマッピングすると
あり、詳細はわかりませんが仮想メモリを利用してディスクキャッシュを実現す
るらしい。)
> それとも、ページフォールト時に仮想メモリを確保するということを
> 意味しているんでしょうか?
> そうした場合、本当に仮想空間が足りなくなるというのはメモリをア
> クセスした時にしか分からないという問題があります。
> つまり、ユーザプロセスから見ると確保したはずのメモリをアクセス
> すると、(仮想空間が不足して)メモリアロケートエラーになるという
> ことになります。
> こういう方式というのは、ユーザプログラムから見てかなり使いにく
> いシステムのような気がします。
その方法を考えていました。
スワップ領域は必要十分な大きさがあり、その使用割合が一定の割合を越えた
時点で、何等かの警告を発生させる程度で考えていました。
ギリギリの状況だと、スワップを確保しようとした時点で突然にプロセスが停
止するケースもありますから、プログラムから見ると確かに不親切ですね。
真鍋 裕一(NBG02534@niftyserve.or.jp)