From: Takanori Hayashi <takanori@ohsaki.meidensha.co.jp>
Subject: [b-free 553] Re: usability of BTRON in heterogenous network.
Date: Fri, 19 Sep 1997 17:02:48 +0900
> 林です。
>
> naitoh_r> アプリケーションレベルで PPP サービスを実行するプログラムを
> naitoh_r> 作っておき、OS のプロセス間通信機能を使って、他のアプリケー
> naitoh_r> ションに TCP/IP の機能を提供するようにすれば、うまくいくよう
> naitoh_r> に思います。
>
> これはできると思います。でもPPP+TCP/IPの実装は私の手には負えない。
> 作っているうちに3Bが出てしまいそうだ。
> # どこかに16bitのPPP+TCP/IPモジュールない?
KA9Q を使うのはどうでしょうか?
たしか、TCP/IP 関係のプログラムが一式揃っていたはずです。
> naitoh_r> 私が言いたかったのは、ファイルのデータ形式よりもファイルの格納
> naitoh_r> 形式です。具体的にいうと、BTRON のファイルは、多数の可変長レコ
> naitoh_r> ードからできていますが、NFS ではファイルは単なるバイトの列にな
> naitoh_r> っています。単なるデータ変換では、NFS サーバにアクセスするのは
> naitoh_r> 難しいと思います。どうでしょうか?
>
> NFSをBTRONのファイルサーバにする方法で良いでしょうか? それなら
> 実身をNFSのディレクトリに対応させレコードをファイルにする方法が
> 良いと思います。ネットワーク上で共有するにはロック機構を考える
> 必要があるでしょうけど。
> この方法の場合、データはTADのままなので、UNIXやWindowsから読む
> には専用のプログラムを用意しないといけませんが。
確か、大昔の情報処理学会のオペレーティングシステム分科会の論文誌にUNIX
上で BTRON ファイルのシミュレーションをしたという話が載っていました。
その時もレコード = ファイルという形式だったと思うので可能だと思います。
たしか、この時はシーケンシャルアクセスは、UNIX ファイルよりも遅いが、
複数のレコードを使った複雑な処理は向いているとかいう結果だったと思い
ます(5 年以上前の話なので、ほとんど忘れていますが)。
> 一方、UNIXやWindowsで作成したファイルにアクセスするには、先に
> 書いたように適当な変換でTADにして読み込むしかないでしょう。編集
> して保存する際には逆の変換をするわけです。扱えるファイルの種類
> は限定されますし、完全には変換できない部分も多いでしょうが、
> ある程度は使えるものになると思います。
> 一回開いたファイルについては、ファイル形式やウィンドウ位置など
> を保存したいけど、ファイル内に入れるわけにはいかないので、別の
> ファイルにしてNFS上の適当な位置か、ローカルのファイルシステム
> に保存するようにします。このような機能はNFSを相手にする場合だけ
> でなく、CD-ROMコンテンツなどを利用する際にも有用と思います。
うーむ、BTRON 側で、図形が混在した TAD を作ってしまい、それを
サーバに書き込もうとすると変換できないというエラーになるような
気がしますが。
プレインテキストレベルならば、問題ないとは思います。
> naitoh_r> もちろん、SMB によるファイル共有も同様の問題があります。
> naitoh_r> プリンタの共有程度ならば、問題ないと思いますが。。。
>
> SMBって? もしかしてWindowsネットワーク?
そうです。普及度からすると NFS よりも SMB の方がメジャーなので書き
ました。
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