[b-free 560] Re: ファイル名の長さ

Hideaki Suzuki (h1suzuki@Bridgew.edu)
Fri, 19 Sep 97 11:54:08 -0500

=?ISO-2022-JP?B?GyRCGyhC?=
In-Reply-To: Your message of "Fri, 19 Sep 1997 14:16:49 +0900"
<9709190516.AA01093@clare.ohsaki.meidensha.co.jp>
References: <9709190516.AA01093@clare.ohsaki.meidensha.co.jp>
X-Mailer: Message Editor Version 1.5.4
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
Content-Transfer-Encoding: 7bit

どうも。お久しぶりです。

In "[b-free 548] Re: ファイル名の長さ" with Takanori Hayashi ,
(02:16:49 PM +0900 in September 19,1997)
- takanori wrote.

| 林です。
|
|In message <199709190126.KAA28342@b-free.orient.co.jp>
| "[b-free 541] Re: ファイル名の長さ"
| "h1suzuki@bridgew.edu (Hideaki Suzuki)" wrote:
|h1suzuki> そこで、その(ここではその Alias を仮にこう呼ぶ)「仮身名」
を仮身レコー
|h1suzuki> ドの中か直後に新しい種類の可変長レコードとして置き、「仮身名
」がなけれ
|h1suzuki> ば、実身名を素直に表示し、さもなければ、仮身名を仮身の表示に
使う。と言
|h1suzuki> うのが、正解でないかしら。
|h1suzuki> まあ、互換性を考えて別レコードとした訳だけど、気にしないので
あれば、仮
|h1suzuki> 身レコードが可変長の時は仮身名を含むと云う事にしても良いよね

|
| まず「仮身レコード」というのはファイル上にはありません。TADにある
|のは「仮身セグメント」。でこれは元々可変長です。仮身レコードはこの
|仮身セグメントとリンクレコードの組で、実身仮身マネージャで使われる
|構造です。

そうでしたね。用語の不備をお詫びします。>おーる
ここで話しているのは、OS 核の話と云うことで、ちょっと、場違いだった?

|# 考えているのはリンクレコードを拡張して仮身名を入れることかな?

そうです。他にリンクレコードからも分けてしまうと(Rec. ID の取り方によ
っては)互換システムでも、ただ単に長い名前を読み飛ばしてくれるだけにな
る。でも、実身仮身マネージャで処理することを考えると、別レコードに分け
ない方がいい気もするけど。だって、「仮身セグメント・リンクレコード・仮身
名レコード」って、3つに分かれて、管理がめんどくさそう。それなら、仮身セ
グメントと Subtype で処理した方がいいのかな。

|
| 仮身名のアイデアは私も前から持っていましたが、私のアイデアでは
|仮身セグメントに入れるものです。主TADレコードの中なので長さは自由
|になります。ただ既存システムとは互換性がないですね。
| リンクレコードを拡張して仮身名を入れるのはおもしろそうなので
|B-Freeでやってくれると良いですが、この場合も標準FDで使うことは
|不可能でしょう。互換性が難点です。
| なお、仮身名か実身名か(両方か)、表示の制御は仮身属性で扱うべきで
|勝手に選んでしまうのは問題だと思いますよ。

えっと、仮身名があるときは仮身名を表示し、無ければ実身名を表示する。
というのは、非常に Strightforward で、いいと思うのですが。
実身名は相変わらず、(20文字は少なすぎるにしても)短いままで、実身を造る
ときはこの名前が必要になる、あの「実身名」で、で、仮身を貼り込んだ後に
「仮身の表示属性」の設定で、仮身名を追加できる。というのを想像している
からです。もちろん、Alias なので、同じ実身が、色々な仮身名の仮身に参照
されるのは良いと思う。
ただ、確かに、「仮身の表示属性」で、元の実身名の表示や両方の表示が可能
なように、選択が出来るのはそれはそれで便利だし、必須かな。まあ、その辺
は、他の仮身の表示属性と一緒に考えるときの話だけど。

例えば、仮身に、

 B-free宣言: 自分たちで BTRON-like OS を実装し Free で配布しようと云う
画期的なプロジェクトの始まり
 (実身名) (仮身名=内容の切断面)

と表示されたり、一方引用の仕方によっては

 B-free宣言:我が社の戦略の障壁になる BTRON の最後のあがき。
 (実身名)  (仮身名=内容の切り口)

と云うように、同じ内容が別のところで、別の切り口で扱われたりする。この
場合、実身名は内容そのものを表すもので、再利用や別の所からの引用、検索
を考えて、なるだけ「キーワード的に、中性的に」決定され、仮身名にはその
context での役割みたいな名前を付ける。で、実身名で表示したければそうす
るし(そうすれば草稿上のメモとして仮身名を付けていた場合、メモを隠すこ
とになる)、仮身名で表示したければ又そうする(出所情報を保持しつつ、名前
を変えられる)。ちなみに、今のところ、「:」は続柄を仕切るために使われて
ますが、英語圏では:は、=という意味なので、続柄は、[ / ] で囲うなどの
方がいいと思う。ただ単に、無駄な混乱を避けるためにね。例えば、

 B-free宣言 [書きかけ] :B-free OS を始めるに当たっての目的と理由
 (実身名) (続柄)   (仮身名)

という感じかな。仮身の表示内容ね。
で、僕の行っていた、「実身名は短く押さえるべき」という理由がわかっても
らえたでしょうか? もし、実身名が500文字とか使えて、仮身名みたいな
内容になった場合(というか、それだけ長ければ絶対、仮身名みたいなのを使
うことを勧めていることになる)、では、その実身を、全く新しい実身仮身 Ne
twork に再引用した場合、実身名を変えれば元の仮身の名前は変わるわ、さも
なければ新しい Context に仮身の文字列が合わないわで、「何だかなあ、実身
仮身モデルと行っても、使いにくい」という事になりかねない。

|
|h1suzuki> 反対1。
|h1suzuki> これだけ(長い実身名の最初の方だけを通常の実身名に入れておく
)は、絶っ
|h1suzuki> 対、やって欲しくないです。70% は W95 が嫌い(長いファイル名
(Long filen
|h1suzuki> ame)という単語すら嫌い。<長くないファイル名?)なせいかも知
れませんが
|h1suzuki> 、、、、。結局そういうことをしても、意味がないと云うのが、正
直な話、理
|h1suzuki> 由です。短い名前を付けるなら、長い名前と別のものをつける方が
、絶対イサ
|h1suzuki> ギが良い。その方が、絶対、まとまりが付く。結局、互換性を考え
なくてはい
|h1suzuki> けない File-system 先に情報を移したとき、せっかく BTRON1 の
File-syste
|h1suzuki> m がファイル名に依存してないのに、仮身に表示する文字列が変化
してしまっ
|h1suzuki> て、「何でそんな尻切れなファイル名に変換されてしまうかなあ」
と云う感じ
|h1suzuki> です。「おお、仮身は全く別の文字列で表示されてしまったけど、
意味は全然
|h1suzuki> 変わってないよ。すごいぜ」のほうが、かっちょいい。そう思いま
せん?
|
| 思わない。短い名前で意味の変わらないものを作れるのにわざわざ
|長い名前を付ける奴のセンスは分からない。尻切れとんぼが嫌なら
|ちゃんと長い名前を解釈するOSを使えというのもあるけど。
| 短いファイル名が長いファイル名にリンクしないようにすることも
|フォーマット上は可能だけど、ユーザが二つの名前を扱わなければ
|ならなくて使いにくいと思うのですよね。

もう、そういう奴のセンスをわかってくれたと信じています。^^;;;
で、「2つ以上の名前は、絶対必要だ」と僕は近頃思っています。
だって、情報の集積って、そういうものだもの。

「ある、情報そのものの客観的表現と、それに色々と色を付けた使用時の表現

という様に、それぞれ、「1つの実身名と複数の仮身名」に対応します。

# もち、まだ、不審な点がおありなら、聞いて。:)

|
|h1suzuki> # まあ、そういう意味で、「仮身名」というのは有効でもある。
|
| 文章中に仮身を埋め込むならピクトグラムだけにして仮身名にする
|部分はそのまま文章にする手もありますね。
|

そうですね。でも、それだと、「文書中に埋め込まなくてはいけない」ね。

|h1suzuki> FD が、情報を移行する、唯一の手段???
|h1suzuki> ;_;
|h1suzuki>
|h1suzuki> 書庫管理で圧縮して、ネットワークにも流せるよ!
|
| この場合も長いファイル名については同じ問題がありますね。
|書庫管理が対応しない限り長いファイル名は扱えないし、対応
|してもフォーマットが変わるだろうから非対応システムでは
|復元できない。標準FDと同様の対策を取らないといけない。
|

仮身名に、リンクレコードの直後に置く新種のレコードを置く以外には、互換
性を維持する道はないとします。うーーん。互換性をとるか、効率をとるか。
TRON の根底に流れてる Theme を感じる。^^;;;

|
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| 林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)

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