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[b-free: 745] Re: B-Free APの開発環境
隆一です。
From: Kiyotaka Iijima <iijima@cocktail.cas.uec.ac.jp>
Subject: [b-free: 741] Re: B-Free APの開発環境
Date: Fri, 07 Nov 1997 14:16:46 +0900
>
> 飯島です。
>
> From: Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>
> Subject: [b-free: 734] Re: B-Free APの開発環境
> Date: Thu, 06 Nov 1997 15:57:05 +0900
>
> >> 特定の言語に依存してしまうのは、OS としてはかなりきつい条件になってし
> >> まうのでは? あまり依存してしまうと、その言語が終わった時に B-Free OS
> >> も引きずられてしまうような気もしますし(Lisp Machine とか。。。)。
>
> 他のOSとか言語をよく知らないので何とも言えないのですが
> たとえばUNIXはC言語に依存しているのではないでしょうか?
> 他の言語はまったく使えないというのではなく、標準の言語という意味で。
> ITRONもC言語かアセンブラですよね?
> 他の言語でのAPIは定まっていないのでは?
>
> そういった意味でいくとB-FreeもC言語に依存していると思います。
> APIをC言語で規定しているから。
なるほど。
確かに B-Free OS も UNIX が C 言語に依存しているという意味では、C 言語
に依存していると言えます。
でも、API を C 言語で規定している程度ならば、他の言語も簡単に使えると
思うのでそれほど問題ではないと思います。つまり、C 言語が使えなくなった、
あるいは他の言語に移ったとしても、その結果として B-Free OS が使えなく
なることはないでしょう。
# ITRON でも、単に API が C 言語で規定しているというだけで、
# 動きさえすれば、他の言語を使えるわけですし。
でも、ここでの議論というのは、特定の言語のために OS の機能を追加しよう
というものですよね? そうすると、その特定の言語のための機能を追加した分、
その特定言語の以外の言語を動かそうとするといろいろ問題が起きると思いま
す(性能面とか)。結果として、他の言語に移るのは難しくなるでしょう。
そうすると、その特定の言語が使えなくなると、B-Free OS がその言語の衰退に
引きずられてしまうことになる可能性が高くなります。
その極端な例が Lisp マシンで、今は Lisp マシンというのはほとんどなく
なってしまいました。。。
(そういえば、NTT の Elis はまだあるんでしょうか?)
もちろん、その OS の拡張というのが他の言語でも有用なものならば、あまり
問題にはならないとは思います。
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