Hayashi writes:
> ずっとROMしている(^_^;)林です。
林さん、こんにちは。
> In message <199701310657.PAA16346@sunset.eds.ecip.nagoya-u.ac.jp>
> "[b-free 171] Re: cabinet"
> "h953046b@eds.ecip.nagoya-u.ac.jp" wrote:
>
> >システム内部でエスケープ付きの文字コードを扱うのは
> >たいへんなので、B-Free 共通の内部コードを定めてみるのは
> >どうでしょうか。
> >
> >私が考えたのは、次のような物です。
> >TRONコードでは扱えるコードページの数は無制限ですが、
> >妥協して 65536 にして、
> > 文字コードの指定 1bite目 2bite目
> >+--------++--------++--------++--------+
> >という 4bite 固定長の物にする。
>
> フロッピーディスクフォーマットの仕様を見ると、ディスクでの
> 標準文字コード系を、文字コード指定セグメントに出現するFEの
> 個数(1byteで表現)と文字コード指定セグメントの最後の1byteの計
> 2byteで表しています。もともとTRONでの文字コード指定は、文字
> コード系が数万にもなると実用になりませんし、実際の文字コード
> 系は精々数百だと思われるので、これで十分です。
> そういうわけで、1文字4byteの内部文字コードには反対しませんが
> すでに仕様の事例があるので、やるならこれに準じてください。
>
この場合、フロッピーディスクの仕様より、TAD の仕様を参考にした方がよい
のでは?
それは、ともかく。
文字コード指定セグメントに使っている特殊な文字コードは、文字の列の中で
切り替えコードを見分けるためにあるのであって、固定長文字コードを決める
場合には拘る必要はないと思います。わざわざ、0xFE という定数を各文字(4
バイト)に入れてしまう理由が分かりません。
ただ TRON の場合だと、文字も図も表現できる TAD が標準データ形式にな
っているので、文字だけ固定長にしていいのかという疑問があります。
(図も含んで固定長、というわけにもいかないし。。。)
それと、あまり関係ない話ですが、フロッピーディスクの話題が出てきたので
ついでにいうと、BTRON のフロッピーディスクには、TAD を使ったものと 準
TAD をつかったものの、2 種類のフォーマットがあります。パーソナルメディ
ア社の 1B ではエンディアンが逆になった準 TAD を使っています(3B でも準
TAD を使うようです)。準 TAD は仕様書にも書いてあり、パーソナルメディア
が独自のフォーマットを使っているということではありません。ただ、準 TAD
と TAD とでは互換性がないので、B-Free OS ではどちらをディスクの形式に
採用するかという問題があります。
今のところ、B-Free は、準 TAD を使うという方向で動いています。
(この辺は、林さんも ML で議論に参加されていたのでご存知かと思います)
# WWW だと
# http://www.b-free.orient.co.jp/mail-archive/oldmail/0525.html
# http://www.b-free.orient.co.jp/mail-archive/oldmail/0526.html
# http://www.b-free.orient.co.jp/mail-archive/oldmail/0527.html
# で読むことができます。
-- p----------------------------------------------------------------------q | FROM 内藤 隆一 | | E-mail: night@b-free.orient.co.jp | b----------------------------------------------------------------------d