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[b-free: 2161] Re: about 周辺核
隆一です。
From: takachan@whale.cc.muroran-it.ac.jp (Takayuki Sato)
Subject: [b-free: 2156] about 周辺核
Date: Tue, 27 Oct 1998 17:42:32 +0900 (JST)
> みなさん、はじめまして。室蘭工業大学の佐藤隆幸と申します。
> 今日、はじめて本MLに投稿させていただきます。
>
> ぼくもB-FreeOSの開発メンバーのひとりとしてみなさんといっしょに
> OSを作り上げていきたいんですが、まず何から始めたらいいでしょうか?
>
> 開発環境は、LinuxということでLinuxをいれようと思っていますが、
> Slackwareとかなんとか数種類あるみたいで、どれをいれたらいいのか
> まだわかりません。あと、CVSやりかたを今日、本を読んで学ぼうと
> 思っているのですが、このCVS自体のバージョンなんかも教えてください。
以前、この ML に投げたメイルですが、CVS のやりかたが書いてあるものを
添付します。
一部、バグがあったので修正しました。
CVS のバージョンは、このメイルの中に書いてある URL にある最新版で
あれば OK のはずです。
p----------------------------------------------------------------------q
| FROM R.Night |
| E-mail: |
| rnaitoh@st.rim.or.jp |
| Key fingerprint = 89 EB 77 95 40 C0 3C CC 37 A1 A7 FA 1C 66 FF D0 |
b----------------------------------------------------------------------d
From: Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>
Subject: [b-free: 1624] 最新ソースを CVS で取得できるようにしました
Date: Fri, 05 Jun 1998 10:57:02 +0900 (JST)
>
> 隆一です。
>
> さて、これまで B-Free OS のソースは、適当なタイミングで tar + gz の形
> でファイルにまとめて公開していました。これだと、公開の間の修正は、修正
> 者以外見ることができません。あまりに公開の間が長いと、なーにをやってい
> るのかということで心配になってきますよね?
>
> そこで、今回 ns.tron-net.gr.jp から CVS を使って、最新のソースを逐次取
> 得できるようにしました。
>
> 今のところ、どのような修正が行われているかを見ることは難しいですが、こ
> れも cvsweb というツールを使って Web 上から簡単に把握できるようにする
> つもりでう。cvsweb 以外でもよさげなツールがあったら教えてください。
>
>
> で、使いかたです。CVS は、ソースの取得だけでなく修正を加えたソースの反
> 映もできますが、今回は取得する方法だけを説明します。取得だけでなく、変
> 更したファイルをアーカイブに反映する方法については、B-Free kernel ML
> の方で説明します。
>
> まず、CVS をどこからか落としてきます。CVS は、GNU のアーカイブに入って
> いますし、GNU 以外でも http://www.cyclic.com/ などでもダウンロードでき
> ます。cyclic.com には、UNIX 以外でも Windows、OS/2、Macintosh で使える
> バイナリがあるようです。この説明では、UNIX を前提として説明します。
>
> 落としたツールをコンパイルします。これは、ダウンロードしたファイルを展
> 開すると、INSTALL というファイルがあります。このファイルを読んでコンパ
> イルしてください。基本的に configure; make install で OK のはずです。
>
> CVS では、リモートのマシンからソースを落とす方法が何種類かあるのですが、
> 今回は、誰でも落とせる方法として pserver を使った方法を説明します。
>
>
> ・まず環境変数を設定します。設定する環境変数は、CVSROOT という変数です。
> 下線部を入力してください。
>
>
> ■ bsh 系のシェル(bash/ksh/bsh) の場合。
> $ CVSROOT=:pserver:anonymous@ns.tron-net.gr.jp:/usr/local/src/master
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
> $ export CVSROOT
> ~~~~~~~~~~~~~~
>
> ■ csh 系のシェルの場合。
> % setenv CVSROOT :pserver:anonymous@ns.tron-net.gr.jp:/usr/local/src/master
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
>
>
> ・cvs の anonymous ユーザにログインします。
> (実際に、ns.tron-net.gr.jp にログインするわけではありません)
>
> $ cvs login
> ~~~~~~~~~
>
> そうすると、パスワードを聞いてきます。パスワード anonymous を入力し
> ます。
>
> (Logging in to anonymous@ns.tron-net.gr.jp)
> CVS password: anonymous
> ~~~~~~~~~
>
> このパスワードは、~/.cvspass というファイルに記録されますので、
> 次回からは入力する必要はありません。
>
>
> ・次に、ダウンロードしたい適当なディレクトリに行きます。ここでは、
> /tmp/foo というディレクトリにダウンロードすることにします。
>
>
> $ mkdir /tmp/foo
> ~~~~~~~~~~~~~~
> $ cd /tmp/foo
> ~~~~~~~~~~~
>
>
> ・cvs を実行します。ソースファイルを持ってくる場合には、cvs コマンドに
> checkout を指定します。
>
>
> $ cvs -z3 checkout btron-pc
> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
>
> そうすると、サーバ (ns.tron-net.gr.jp) から最新のソースがカレントディ
> レクトリにダウンロードされます。
> -z3 というオプションは、通信路上で圧縮した状態で転送するかどうかを指
> 定します。3 という数字は、圧縮のためのパラメータです。
> 現在すべてのソースを落とすと 2M 強になります。これは、圧縮していない
> 状態のもの。圧縮パラメータをつけておくと大体 10 分から 20 分ほどで
> ダウンロードできます。
>
> 本当は、CVS を使って全部落とさなくても、ftp から最新のソースを取って
> きて、それを展開すれば同じことができるはずなんですが、試していません。
> その場合には、ソースを展開したディレクトリ(btron-pc が入っているディ
> レクトリ。btron-pc の中じゃないよ)で、cvs -z3 checkout btron-pc を実
> 行することになります。
>
>
> これで、最新のソースがダウンロードできました。一旦ソースをすべて落とす
> しておけば、次回からは変更のあったファイルだけをダウンロードしてくれま
> す。適当なタイミングで cvs -z3 checkout btron-pc を実行してみてくださ
> い。
>
>
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> | FROM R.Night |
> | E-mail: |
> | rnaitoh@st.rim.or.jp |
> | Key fingerprint = 89 EB 77 95 40 C0 3C CC 37 A1 A7 FA 1C 66 FF D0 |
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