[b-free 534] Re: ファイルシステムの信頼性

Takanori Hayashi (takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)
Thu, 18 Sep 1997 15:25:43 +0900

林です。

In message <199709170942.SAA10324@hisoft.soft.hitachi.co.jp>
"[b-free 531] Re: ファイルシステムの信頼性"
"Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>" wrote:
naitoh_r> どうも、エラー訂正についての話が並行線になってきたような気がします。

(^_^;)

naitoh_r> From: Takanori Hayashi <takanori@ohsaki.meidensha.co.jp>
naitoh_r> Subject: [b-free 530] Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJVUlISUkGyhK?=
naitoh_r> =?ISO-2022-JP?B?GyRCJWslNyU5JUYlYCROPy5NakAtGyhK?=
naitoh_r> Date: Wed, 17 Sep 1997 16:28:22 +0900
naitoh_r> いや、だからエラー訂正を行うようにしたフロッピィとエラー訂正を行わない
naitoh_r> (BTRON1 でも読める) フロッピィをどうやって区別するのですか?
naitoh_r> ファイルシステムとしては、BTRON1 互換 FD フォーマットで同じですよね?
naitoh_r> 同じファイルシステムならば、読めると考えるのが人情というものでは :-P

簡単なのは標準FDとエラー訂正の組み合わせを許さないことですね。
依存しないからといって全ての組み合わせを許す必要はないですから。

naitoh_r> デバイスドライバでエラー訂正をするにしても、ファイルシステムが何らかの
naitoh_r> 管理を行わないと、区別もできません。

ファイルシステム管轄外に識別符号を入れることもできます。
# HDならMBRのファイルシステム・タイプで区別するとか。

naitoh_r> > 一方、ファイルヘッダに
naitoh_r> > ファイルのCRCを入れる方法はファイルシステム自体を書き直さない限り
naitoh_r> > 入れられないでしょう。
naitoh_r>
naitoh_r> こちらの方を考えています。
naitoh_r> つまり、ファイルシステムでのエラー訂正は、記憶媒体の物理的なセクタなど
naitoh_r> とは無関係に実装すべきだという意見です。

了解しました。ただ何のためにそのようなエラー訂正が必要かは
未だに理解できません。エラー訂正の目的は何ですか?

naitoh_r> デバイスの信頼性に不安がある場合、デバイスドライバで保証をするようなこ
naitoh_r> とをする例があるのでしょうか。
naitoh_r> 残念ながら、聞いたことがないのですが。。。
naitoh_r> RAID は、デバイスドライバというより、ハードウェアになってしまうし。。。

ないでしょうね。普通は十分に信頼のおけるハードウェアを
使うでしょう。ソフトウェアRAIDというのはあったような気が
しますが、あれはアプリケーションレベルでしたか。

naitoh_r> このネットワーク型データベースというのは、何でしょうか?
naitoh_r> どうも、私が思っているデータベースのイメージとはかなり違ったもののよう
naitoh_r> ですけども :-)

ネットワーク型データベースという概念があるのは間違い
ないのですが、リレーショナル・データベース以前の概念
です。で、実は詳しいことは良く知らないです。でも、
データをネットワーク状に関連付けて管理するものだと
記憶しています。

naitoh_r> ハイパーテキストのようなものは、普通データベースとは呼ばないと思う。。。

実身/仮身モデルの場合、データベース的なのはハイパー
テキストよりもむしろリンクレコードだと思います。即ち
ネットワーク構造をシステムレベルで把握していること
です。ついでにいうとレコードタイプをうまく活用すれば
検索などかなりデータベースとして使えそうです。

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    林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)