B−Freeカーネルグループミーティング議事録


日時 1996年10月20日(日) 13時00分〜16時
参加者  内藤  藤井  長谷川(記)

(1)カーネル作成のステップを以下の2段階に変更する。

  第1ステップ 周辺核を1枚岩の形として作る。
  第2ステップ  各マネージャを分離独立させる。

  理由としては各マネージャを独立してつくりやすくなり、
  作成成果が判り安くなる、と言う点です。
  ただ、性能的に問題がでるため、安定した段階で分離させていこう、
  という判断です。

(2)第1ステップの手順

 ・周辺核のmain.cの骨格を作成。
 ・関数名、引き数名の命名規約作成
 ・main.cの中身を各マネージャの担当者が決定
 ・各システムコールの中身を作成


(3)命名規約

  関数名、引き数名、マクロ名はプレフィックスを付ける

                        関数、引数  マクロ
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    プロセスマネージャ    pm_        PM_
    ファイルマネージャ    fm_        FM_
    メモリマネージャ      mm_        MM_
    デバイスマネージャ    dm_        DM_
    イベントマネージャ    em_        EM_
    タイママネージャ      tm_        TM_
    システムマネージャ    sm_        SM_


(4)メッセージIDはint(2バイト)で先頭1バイトはマネージャ毎に区分けする。
   下表を参照。

                          メッセージID
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    プロセスマネージャ    0x0100 〜 Ox01FF
    ファイルマネージャ    0x0200 〜 Ox02FF
    メモリマネージャ      0x0300 〜 Ox03FF
    デバイスマネージャ    0x0400 〜 Ox04FF
    イベントマネージャ    0x0500 〜 Ox05FF
    タイママネージャ      0x0600 〜 Ox06FF
    システムマネージャ    0x0700 〜 Ox07FF


(5)担当者について

                          担当者
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    プロセスマネージャ    藤井
    ファイルマネージャ    長谷川
    メモリマネージャ      藤永

  一応以上のようになっていましたが、一部見直しを考えています。
  個別にメールで相談します。

(6)当面の作業

  main.cの骨格作成
  b-free.orient.co.jp に開発用ディレクトリ、make 環境の作成


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