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[b-free: 1304] Re: 中間コードの実行ファイル化 (Re: Memory Protection)




隆一です。

From: Takanori Hayashi <takanori@ohsaki.meidensha.co.jp>
Subject: [b-free: 1302] Re: 中間コードの実行ファイル化   (Re: Memory Protection)
Date: Wed, 8 Apr 98 11:46:24 +0900

> 林です。
> 
> In message <19980407141147S.night@soft.hitachi.co.jp>
>    "[b-free: 1292] Re: 中間コードの実行ファイル化  (Re: Memory Protection)"
>    "Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>" wrote:
> naitoh_r> 隆一です。
> naitoh_r> 
> naitoh_r> このメイルは、B-Free ML と kernel ML の両方に出しています。
> 
> kernel MLは外してます。書き込めるかどうか分からないので。
> 
> naitoh_r> これは、結局メモリマップドファイル機能ですよね。
> naitoh_r> 今のところメモリマネージャの機能としてメモリマップド機能を提供すること
> naitoh_r> は考えていなかったのですが(だから、メモリマネージャのページにも書いて
> naitoh_r> いない。。。)、必要でしょうか?
> 
> 一般の実行プログラムのロードはどのようにしますか? プロセス間で
> (実メモリ上の)コードを共有するなどする積もりなら、マップ相当の
> 機能をどこかでは実装しないといけないと思います。

そうですね。
マネージャ自体は、ITRON の機能をフルに使えるので、マップと同等のことを 
ITRON のシステムコールを組み合わせて実装することになります。

メモリマップドファイルの機能を提供する場合でも、その機能自体マネージャ
が提供する必要があるので、どちらにしてもマネージャは ITRON の機能を使
う必要はあります。

POSIX マネージャの方では、すべてのマネージャが一体型(いわゆるシングル
サーバ型)になっています。ですから、メモリマネージャという個別の機能ご
とに分かれているわけではないですが、プログラムの実行についてはマップと
同じようなことをする必要があると思っています。

# で、今 exec を実装しているところなんですが、最初は実行プログラムを全
# 部読み取ってメモリに入れてしまうという処理にしようと思っています。仮想
# メモリ関係の処理はまだ入れていません。コード領域の共有については、仮
# 想メモリの処理を入れてからになると思います。


>                                                 そうすると分類
> としてはメモリマネージャが提供するのが妥当と思いますが。これは
> 内部実装のことで機能をアプリケーションに提供するかどうかはまた
> 別の話になりますけどね。

はい、アプリケーションにメモリマップドファイルの機能が必要かどうかは議
論の余地があると思っています。BTRON のファイルシステムの場合、可変長レ
コードという形式なので、どういう仕様が適当か迷ってしまいますね。



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