○ドキュメントグループの目的
OSを多くの人に使ってもらうには、プログラムファイル本体の他にAPI
の仕様書や内部の解説資料等を作成する必要があります。
B−Freeドキュメントグループは、B−FreeOSの周辺資料を整備
して、その成果物を公開することによって、多くの人にB−FreeOSを理
解してもらう事を目的としています。
○現在の活動状況
現在は主に次の作業を行っています。
ミーティング議事録の作成と管理
解説資料の管理と配布
周辺核仕様書の準備
B−Freeメンバーによるミーティングは毎月1回行われていますが、打
合せ内容の議事録を作成してミーティングに参加出来なかったメンバーへ、メ
ーリングリストを使って連絡しています。
過去の議事録は、以下のホームページで公開しています。
http://www.cocktail.cas.uec.ac.jp/iijima/sintyoku.html
B−FreeOSの周辺核仕様書の準備を進めています。こちらもwwwを通
じて公開していく予定です。
↑ここまでが事務局に提出する内容
↓ここからは例会当日に追加する内容
■プロハン電子化作業
B−FreeOSはBTRON(1/3)仕様を基にしています。従って、
B−FreeOSの仕様書を作成するにあたっては、これらBTRON(1/
3)を参考にしています。
現在の所で一般に入手可能な仕様書は、パーソナルメディア刊の「BTRO
N1プログラミング標準ハンドブック」(以下、プロハン)のみである。後は
TRON協会会報に掲載されたBTRON3仕様システムコール一覧などを参
考にしながら、システムコール等を検討している。
そこで、その手初めとして「プロハン」をまるごと電子化するという、大胆
不敵な活動を行っています。これをベースに中身を32bit化して、B−F
reeOSの仕様書を作りたいと考えています。
プロハン自体の電子化は、図形部分も含めてほぼ完了しています。1B/V
3のマニュアルブラウザを使って読めるようになっています。
今後は、これをベースに32bit化したB−FreeOS仕様を作成し、
HTML形式で公開したいと考えます。
【現在、プロハンの電子化データ配布は、B−Freeメンバーでもプロハン
書籍を所有していると確認されたメンバーに限ってのみ行っています。】
□会長へのお願い
BTRON1仕様をベースに作成したB−FreeOS仕様を、一般に公開
させてもらいたい。
□事務局へのお願い
せっかく出来たので、電子化プロハンのデータをBTRONユーザーやBT
RONに興味がある人に対して配布したい。
たとえば、
TRONWAREの付録としてFDで配布
Niftyのデータライブラリに登録
HTML化してホームページで公開(←HTML化は有志が行う)
の様な方法が考えられる。
以上
真鍋 裕一