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[b-free: 748] Re: B-Free APの開発環境
こんにちは、落合です。
|アプリケーションプログラマ向け:
| o プログラミング環境の整備
| OOP 指向のライブラリの提供など
以前、C++ で TAD クラスを作ろうとしたことがあります。
けっきょく途中やりでほかったままですが。
TAD をオブジェクト指向のライブラリにしようとすると、
文字(固定長セグメント)の扱いが非常に難しいです。
可変長セグメントはそれぞれのセグメントを
そのままクラスにすればよいのですが、
文字は「1文字 - 1オブジェクト」が良いのか
「1続きの文字列(可変長セグメントに挟まれた部分) - 1オブジェクト」
が良いのか、難しいところです。
「1文字 - 1オブジェクト」のほうがすっきりしていて
良いのですが、どう考えても効率悪いですから、
文字列のほうが良いのかな、とも思います。
あと、仮身セグメントだけではリンクが表現できません。
だから、仮身クラスは「仮身セグメント+リンクレコード」
にしなくてはなりません。
これは、BTRON1 のトレーマネジャを見ても
そうなっているのが分かると思います。
また、TAD クラスにしても「TAD レコード + リンクレコード」
を1まとまりに扱うべきです。
せっかくだから、BTRON 専用ではなくて、どの OS でも
使えるようにしたほうが良いように思いますが、
どうなんでしょう。
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落合秀俊 名古屋大学工学部情報工学科
h953046b@ice.nuie.nagoya-u.ac.jp