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[bfree-prj 222] Re: Mozilla.orgの顛末の日本語訳
- To: bfree-prj@iijnet.or.jp
- Subject: [bfree-prj 222] Re: Mozilla.orgの顛末の日本語訳
- From: Naitoh Ryuichi <night@bfree.rim.or.jp>
- Date: Sun, 09 May 1999 13:08:00 +0900
- In-Reply-To: Your message of "Sat, 08 May 1999 20:03:36 -0400"<19990508200336K.yashi@yashi.com>
- References: <19990508200336K.yashi@yashi.com>
- Reply-To: bfree-prj@iijnet.or.jp
- Sender: owner-bfree-prj@iijnet.or.jp
隆一です。
From: Yasushi Shoji <yashi@yashi.com>
Subject: [bfree-prj 221] Re: Mozilla.org の顛末の日本語訳
Date: Sat, 08 May 1999 20:03:36 -0400
Message-ID: <19990508200336K.yashi@yashi.com>
...[snip]...
> > OS を作りたい(あるいは改造したい)と考えて Linux をインストールするとい
> > うのは十分考えられますよね。最初の頃の Linux を考えると、OS の勉強用く
> > らいしか使えなかったですし。
> >
> > で、私は、その選択をしたときに「sun os, win, or macなんて使いたくないぞ〜」
> > と考えてはいないと思うのです。というか、他の OS がソースを公開していな
> > い、*から* Linux を選ぶとは思えないのです。
>
> 使いたくないぞ〜、ではなくて、使えないぞ〜ですかね。
> souceが読めないんですから。
うーん、「ソースが読めないプログラムは使えない」というのは聞いたことが
ありますけど、そう考えて、(最初期の)Linux に参加した人がどのくらいいる
のか疑問です。(最初期の Linux は、ソースがいじれる OS としてはともかく、
使うための OS としてはあまり使い勝手がよくなかった)
使いたいと考えて Linux をインストールした人が増えたのは、かなり後じゃ
ないですか?
> > > linuxが世の中に出た時は linuxがマスコミに取り上げられることなんてもちろん
> > > なかったはずです。そんなときに、「linuxを使いたいから」と言うには
> > > 「流行り」以外になにかの理由があるはずですよね。それの1つに、
> > > 「敵」としての close souce OS/商用 OSがあると思ったわけですが。
> >
> > Linux というソースを公開し、自由に変更していいという OS があって、OS
> > をいじりたい(勉強したい)という人が、Linux をインストールしてみたという
> > 理由で十分だと思いますが。
>
> もし、linuxが 始めて出たときに、close souceな OSなんてこの世に存在して
> いなくて、すべてが、free/open だったなら、linuxはここまでになったと
> 思いますか?もちろん可能性がないわけではない。でも、
> 「う〜ん、なったかなぁ〜」と、考えさせるなら、その理由は?
それは、「商用 OS がなかったから」ではなくて、「フリーな OS が他に(た
くさん)あったから」という理由で、Linux がここまで普及しなかったかもし
れないということでしょう :-)
逆に、「商用 OS がなく」かつ「オープンソースな OS がなかった」状態なら、
Linux は今以上に普及したでしょう。
Linux の普及の要素として他の OS のことを考えるならば、「商用 OS がある
/なし」ではなく、「オープンソースな OS のある/なし」だと思いますが。
で、問題は Linux 以外にも「オープンソースな OS」があったのにもかかわら
ず、それらの OS よりも Linux が普及したことです。
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内藤隆一 (rnaitoh@st.rim.or.jp)