カーネルの make 方法


ディレクトリ構成

B-Free OS のソース環境は以下のディレクトリ構造になっています。

boot
ブートプログラムのソースです
kernel
中心核(ITRON)および周辺核のソースが入っています。
kernelディレクトリは更に次のディレクトリに分かれています。

ITRON
中心核(ITRON)のソースが入ります。
BTRON
BTRON API を提供するための周辺核(群)が入ります。
device
デバイスドライバ群のソースが入ります。
kernlib
中心核のシステムコールを呼び出すためのライブラリ関数が入ります。
make
カーネルを作成するためのディレクトリです。
POSIX
POSIX 互換サーバが入ります。

make の実行

作成は以下の順序で行ってください。
  1. boot プログラムの作成
    boot ディレクトリにて、make を実行し、boot プログラムを作成してください。
    bootimage というファイルができます。

  2. カーネルの作成
    kernel/BTRON/make ディレクトリにて、make を実行してください。
    (必要なファイルがコンパイルされます)
    make 終了後、btron というファイルができます。

  3. ブートプログラム/OS イメージをそれぞれ別の FD に落としてください。
    	cp src/boot/boot.image /dev/fd0
    	cp src/kernel/make/btron /dev/fd0
    
  4. POSIX ファイルシステム FD の作成
    POSIX 環境を作成するには、更に POSIX ファイルシステム FD を作成する必要があります。

    作成手順


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