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[b-free: 1605] Re: 普及の方策



ウェルビーンの鈴木さん、こんにちは、まさゆきです。

以下の文書、

> 人は人として自ら望むデバイスドライバを書いていたMINIX-1.1の古き良き時代が
> 懐かしくはありませんか?ちょうど良いプロジェクトがなくて、幼い頃から慣れ
> 親たしんだOSに手を加えようとして死んでいませんか?MINIXの上で全てがうまく
> 行っている時にふとやり場の無い気持に捕らわれませんか?夜行性の人間が
> 素晴らしいプログラムに命をそそぎこむことはもうないのか?この投稿はそんな
> アナタのためなのです:-)

の時にも思った事なんですが、

パーソナルコンピュータが出てきた頃の雑誌では、自作記事(CPUやPIO等を買って
きて基板も起こしたり...)とかモニタープログラム(低機能OSと呼べるのかな?)の作成
なんかが主流でした。
プログラミング言語(GAMEとかKCompilerとか..)の作成とかもありました。

この頃の感覚とでもいうのでしょうか、当時のASCII風に言うのなら「秋の夜長のプログ
ラミング」かな? 非常に懐かしい感覚でした。

現在の利用方法の記事が中心の雑誌と比べてみると、方向性の違いが良く分かります。

   CPUボードの製作記事 → DOS/Vマシンの組み立て記事
   モニタープログラムの作成 → OSの活用方法

当時と比べると1人では手に負えないぐらい肥大化しているのと同時にOSなどもパーツ
の1つになっているのがよく分かります。

コンピュータの家電化を目指した時点でこうなるのは避けられなかったと思う。

>びたくなくなり、同時にそのようなソフトウェアを実際に作るこ
>とができるんだと感じ、そして猛烈に興味をそそられることとな

当時の人にとってはできる事を知っているし、また実際に作っていましたよね。
たとえば、現在でもVB等でインタプリタ言語ぐらいなら作れますが、作れると考える人は
少ない。

と考えていくと、「作るという行為」も魅力の一つである。

あと、作るといってもプログラムとは限らない。
TRONでは機能とデザインの定義が明確に分かれているが、商品化されているBTRON
ではデザインが完全に自由に変更できるようにはなっていない。

こういう部分でも作る気分は味わえますね。

# DOS改造してメッセージを変えたりした事ありませんか?


> 私は、専攻が物理だったということもありますが、最初に使用
>したコンピュータはIBMの7090でした。FORTRANで微分方
>程式の数値計算を行うのが目的で。なんとパンチカード。オペレ
>ーティングシステムなんて知りもしませんでした。

関係ない話ですが、汎用機のOSの開発期間なんかは10年ぐらいのスケジュール引いて
作っているそうです。

-- 

まさゆき
  E-mail : masayuki@fa2.so-net.ne.jp
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