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[b-free: 1951] Re: B-free 外核構造策定作業
林です。しばらく休んでたら一杯溜まってるの(;_;)
In message <35BE20CE.12335B08@bridgew.edu>
"[b-free: 1949] B-free 外核構造策定作業"
"Hideaki Suzuki <h1suzuki@bridgew.edu>" wrote:
h1suzuki> 1.BTRON1の manager に map できるような、B-free の構造を作る。
h1suzuki> 2.どの manager が process で、どの部分は DLL で処理するかを決める。
DLLは用語が違うと思う。リンクしてないし。BTRON1のマネージャなら
Shared Libraryという方がまだ近いでしょう。
# インタフェースがソフトウェア割り込みだからLibraryとは言い難い
# 面はあるけど。でもユーザコンテキストで動くからLibraryかな。
すでにご存知のようにBTRON1ではマネージャは自分のコンテキストを
持たず、コールしたユーザのコンテキストで動く受動的な存在です。
ただしマネージャとしてはシステムで一意に管理している状態情報も
ある訳で、これを保護するためにユーザとは異なる特権レベル(RING1)
で動きます(ユーザはRING3、核はRING0)。
しかし、このやり方って結構まずいですよね。基本的にだれかコール
してくれないとコンテキストが取れないし、リングレベルを使ってる
から(リングレベルのないCPUへの)移植性を損なうし。
BTRON3ではマネージャはそれぞれプロセス(ITRONタスク?)として実装
されることになっているのではないかと思ってますけど、どうなので
しょう。マネージャが独自のコンテキストを持てばイベント・ハンド
リングの手順も変ってくるかと思うのですが。
--
Takanori Hayashi
takanori@ohsaki.meidensha.co.jp