In message <199709151540.AAA00965@bfree.rim.or.jp>
"[b-free 523] Re: OSによるエラーチェックの意味"
"Naitoh Ryuichi <night@bfree.rim.or.jp>" wrote:
night> うーん、この計算は計算式一発で終わりませんか?
night> ほとんどマイクロセコンド単位の計算だと思いますけど。
night> この辺のことはフォーマットを公開すれば(計算方法をつければなおのこと)、
night> 作る苦労はほとんどない話だと思います。
確かに、目の子でディスクダンプを見るのでもない限り気にするほどの
ことはないかな?
night> > ハードウェアと同様のチェックをOSでもやるのは完全には無駄でないにしても
night> > 限りなく無駄に近いです。やるなら性質の違うことをやりましょう。
night>
night> これは、反対。
night> ハードウェアでやっていることは、あくまでもハードウェアレベルでの処理にすぎ
night> ないと思います。つまり、ディスク上のデータエラーの検出を行っているだけです。
night> ハードディスクでの信頼性の高さというのは、CRC でのチェックを含めていること
night> を忘れないでください。素のままで、CRC のチェックもなく、ハードディスクを扱
night> ったら、それなりのデータ化けがでてきます。
これは『ハードディスクが高い信頼性を持っているのはディスクシステム
内部でエラーチェックをやっているからだ』と理解して良いのですよね。
もしかして『ハードディスクは信頼性が低く通常のOSではエラーチェック
が欠かせない』ということではないですよね。
後者の場合だとOSによるエラーチェックは必須になってしまいますが、
前者の場合は、ハードウェアシステムがすでに高い信頼性を確保している
ので、OSで同じような方法を取ってもさらに大幅な信頼性向上は望めない
と思います。そのためにディスクやパフォーマンスを少しなりとも犠牲に
する意味はないでしょう。
そういう方向ではなく、ディスク自体では対処しきれないクラッシュに
対応するための高い冗長度を確保する機能(RAIDなど)や、システムダウン
時のファイルシステム整合性を確保する機構(ロギングなど)を組み込む
ようにする方が良いと思います。
night> > ファイルヘッダのCRCは良いかも知れませんね。
night> > # あれ? もしかしてFDフォーマットになかったかな?
night>
night> これは、ハードウェアレベルでのフォーマットの話でしょうか?
BTRON標準FDフォーマットのファイルヘッダ構造の積もりですが…。
休み中に確認しとこうと思って忘れていました。また確認しておきます。
# 休み中は何か調子がおかしくて寝て過ごしてしまった。寝過ぎかも。
--- 林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)