In message <199709260634.PAA14374@b-free.orient.co.jp>
"[b-free 625] Re: 仮身名"
"h1suzuki@bridgew.edu (Hideaki Suzuki)" wrote:
h1suzuki> これはどう言うことだろうか?
h1suzuki> 部分集合と言うことだよね。
h1suzuki> これは、集合全体を一つの実身にして、その中に部分集合である実身を集めていくこ
h1suzuki> とで、実身名配置を持たなくても良くなると思う。もしくは、文章なら、集合全体を
h1suzuki> 一つの文章として、ただ単に、その中に列挙していくとか。で、ある程度の長さにま
h1suzuki> とまってから、結び直すという奴ね。
それはね、各実身への主たる参照は一個所からだという
「木構造の発想」だよ。だから実身名は「主たる参照」の
文脈で意味のあるものにして、他の参照はあったとしても
従だから、仮身名で意味を補う形になる。
しかし「Javaマニュアル」の例は、初めから複数参照を
もつ実身群を作る場合です。こういう時には、実身名は
少なくともその実身群の中のどの参照からも正しく意味
を持つ名前にしないといけません。あるメソッドの説明
にメソッド名を付けるのは、クラスの文脈内では正しい
けど、特定のメソッド名を持つメソッドの一覧の中では
滑稽でしかない。だからフルスペルを使うというのです。
もちろんこの名前付けはグローバルにみれば依然として
文脈に依存します。Javaマニュアルの外からの参照では
マニュアルの一部である旨断りを入れる必要があるかも
しれません。しかしそれは作成の目的範囲の外(即ち従)
だから良いのです。
本当の意味で文脈に依存しない名前付けは無理でしょう。
実身そのものなら別でしょうが。Akiさん意見は文脈自由
というより初めに仮身を置く場所に強く依存するものに
思えます。
どこまで文脈に依存させどれだけの文脈を名前に織り
込むかは目的と状況によりユーザが判断することです。
システムで特定の文脈への依存を強制するのはおかしい
と考えます。
h1suzuki> と言うことで、ネットワークを無視したために起こる修飾部以外で、実身名を長くす
h1suzuki> るような文字列の同じような反例はありますか?
ネットワークも文脈の内。あとは上の説明を読み返して。
h1suzuki> # とりあえず、200文字の実身名とかは、なにか使い方間違ってるはず。^^;
h1suzuki> # < 間違っているという主観的要素に関するつっこみ無用。
私も何かが間違っているだろうとは思いますけどね。
私には想像もつかない使い方があるかも知れないし、
間違っているから止めろというのも大人げない。
h1suzuki> そうだ、B-free では、浅い複製をシステムで提供するのだろうか、、、?
h1suzuki> だったら、良いなあって。UI が問題だけど。<と横道にそれてみる。
ちなみにBTRON1でもファイルシステムが提供するのは
浅い複製のみ。深い複製は実身仮身マネージャでやって
いる。ユーザレベルの浅い複製は、1Bでは実身を開いて
「別の名前で保存」で実現されている。
h1suzuki> でも、「最新パッケージ」は JDK1.1.2 の別名(仮身名)ですか?
「最新パッケージ」実身内に「JDK1.1.2」の仮身を
入れておく。適当な参照機能を用意すればこれで機能
します。
h1suzuki> | データに特定の構造が期待できれば良いのですけどね。
h1suzuki> |実身名に適切なキーワードが含まれていること以上に
h1suzuki> |期待薄です。
h1suzuki>
h1suzuki> 特定の構造とは、Database の書式みたいな物かな。そう言った物は、そんなには必
h1suzuki> 要ないと思うけど。
うまい具合に小野小町の「私撰集」に人物「小野小町」
へのリンクが入っていると期待できるかという問題です。
名前での検索もそうだけど適切なキーを取るのが難しい
のですよ。実のところ全文検索が一番楽。
h1suzuki> 実身名を Context に依存させることで実身に最低限必要な(どこでも嘘のない)表
h1suzuki> 現を見つけ、で、他の参照先からは、仮身名などで補ってやるというのが、(少し修
h1suzuki> 正のあった)僕の今の考えです。
繰り返しになりますが、本当の意味で文脈に自由な名前
を期待することは無謀でしょう。
実身名は文脈に自由かつ短くないといけないと言い張る
なら、いっそ仮身名だけで実身名なしにする方が分かり
やすいような気もしますね。
# 実身名なしなら長さ0だ。これぞ最短の実身名(^_^;)
--- 林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)