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[b-free: 1080] Re: はじめまして



 隆一さん、こんにちは。リギーコーポレーションの片桐です。

 さっそくのコメントありがとうございました。よろしくお願いします。

|今の Mind は、コンパイル後の実行ファイルが仮想マシン上で動くようなので、
|ネットワーク上での分散処理を B-Free OS + Mind という構成で行うことがで
|きるわけで、そのまま HFDS の世界が実現できるような気がします。

 そうですね。今のところ、文字コード系を環境非依存にするところまではやっ
ていませんので、この点がJavaと違います。


|B-Free OS に Mind を載せることを考えた場合、Mind から TAD データをどう
|操作するかという問題があります。Mind から TAD が直接扱えると面白いので
|すが。今の Mind の枠組で TAD のようなデータを Mind のソース中に含むよ
|うなことが可能なのでしょうか?
|TAD を Mind の言語の枠組の外に置いて、アクセスするならば、今の Mind で
|も十分に可能だと思いますが、それだとあまり面白くないですよね?

 TAD・・?(調べる・・)
 あ、これTADって言うんですか。(←オイオイ(^^;)。これはサポートする必要
ありそうですね。
 今のMindにもちょっとだけ似たような概念があるんですよ。「文字列実体」と
「文字列情報」というものです。文字列の実体はどこかに置いておき、普通の文
字列操作は「情報」でやってしまうというものです。もちろん実体のほうを直接
に操作することもあるのですが。で、プログラム表記としては、どちらが操作対
象であっても同じで済むというものです。

 話が飛びますが。
 日本語って、こういう抽象概念をあらわすのに向いてますね。(「実」と「化」
の1字の表現力は大きいです)
 次のなんかどうですか?

   こんな処理とは 仮定義。

   ・・とは
       こんな処理し
       ・・すること。

   〜〜

   こんな処理とは 本定義
       ・・・・・・すること。

 Mindの文法まったく知らされてなくても、上のものがどういう機構であるか分
かりますよね。(^^)。というわけで「仮」と「本」を思い出した次第です。


|あと TRON の提唱している多国語環境へ載せるには、今の Mind の単一の
|日本語コードのみの環境から多国語に対応する必要があると思います。
|(ただ、多国語環境は、現在の TRON OS である 1B でも完全に対応している
|とは言い難いのですが)

 岩間さんが始められたMLでの議論を拝見しました。私のほうでも少し勉強して
おきます。


|UNIX 版を落として、RedHat 5.0 でコンパイルしてみましたが、
|標準ヘッダの構造体を参照するところで、コンパイルエラー
|になってしまいました。
|Slackware 3.0 ベースの環境では、正常にコンパイルできたので、
|多分 RedHat 5.0 でライブラリ関係が大幅に変わったのが原因だと
|思います (が、今のところ原因を究明していません)。

 そうですか。コンパイルエラーは始めての報告です。(カーネルをCでコンパ
イルしている段階という意味ですよね・・)
 私は Red Hat4.1でしか確認してません。(すでにSlackwareになってしまって
ますが)。もしエラーメッセージが分かれば教えてください。
 では。

                                片桐 明  (株)リギーコーポレーション
                                killy@rigy.co.jp
                                NIFTY: PAG01434