[b-free 529] Re: OSによるエラーチェックの意味

Takanori Hayashi (takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)
Wed, 17 Sep 1997 12:52:16 +0900

林です。まずは自己フォローから。

In message <9709160252.AA21875@clare.ohsaki.meidensha.co.jp>
"[b-free 526] Re: OSによるエラーチェックの意味"
"Takanori Hayashi <takanori@ohsaki.meidensha.co.jp>" wrote:
takanori> BTRON標準FDフォーマットのファイルヘッダ構造の積もりですが…。
takanori> 休み中に確認しとこうと思って忘れていました。また確認しておきます。

確認してみましたが、FDフォーマットにはチェック機能はあり
ませんでした。間違った記憶に基づく書き込みをお詫びします。

閑話休題(それはさておき)。

ついでにITRON/FILEやBTRONファイル機能のシステムコールを
調べてみた所、ディスクのフラッシュに関連する機能としては
ファイルシステムの同期(syn_fls)しかないのですね。これは
フロッピー等のメディアを取り出す際にファイルシステム全体
の整合を取ることを目的とした機能で、プログラムがデータを
ディスクに書き出したことを保証するために使うためには負荷
が大きすぎます。少なくともファイル単位でのフラッシュ機能
が必要です。この辺り、BTRONはディスクキャッシュを十分に
考慮していないようです。
B-Freeでは、オープンしているファイルに対するフラッシュ
の機能が実装されることが望まれます。

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    林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)