In-Reply-To: <Subject: [b-free: 530] Re: Gijiroku>
isoyama@orient.co.jp (ISOYAMA Takashi) さん
> こんにちは。磯山です。
> おひさしぶりです。
> メイルアドレスも変更しました。
> B-Free Project Home Pageのリニュアルも考えています。
> とりあえず、http://www.orient.co.jp/~isoyama/b-freeに、同じ環境を
> 作りました。
>
> 最近は、ミーティングに出席できずにすいません。
> 議事録を読ませていただきましたが、
>
> > (2)AT互換機への移植
> > 問題となるのはカーネル。ディスクドライバはIDEを新しくサポートしな
> > ければならない。
> >
> > 移植は始めれば早いが、今は人を回せない。
>
> これについて、ターゲットをPC98優先からAT互換機優先へ
> 変更するわけにはいかないでしょうか。
うーん、つまるところやる人がいないというだけであって、IBM-PC に移植し
たいという人がいれば、すぐ移植できるのではないでしょうか?
このメイリングリストを見て、誰か IBM-PC へ移植される方はいらっしゃいま
せんか?
> そのほうが、セルフ環境を作成した後の、
> > (3)プログラマ大募集
> > 募集するのは、セルフ開発環境ができてからのほうがよい。なくてもや
> > る人はやるだろうが。
> プログラマ大募集で、かなりラクになるように思えます。
>
> AT互換機は機種による差が激しいですが、最近の98は、同じように機種間差
> が激しいと思います。
> 同じ苦労ならば、AT互換機の方がよいのではないか、と思います。
>
現在の PC9801 版のソースを AT 互換機に移植するために必要な作業をまとめ
てみました。基本的に、ハードウェアに依存している部分を変更するだけだと
思います。
1) 1stboot (src/boot/1st/*) を PC9801 BIOS から IBM-PC BIOS を使うよう
に変更。
2) 2ndboot (src/boot/2nd/*) の PC9801 のハードウェアに依存した部分を
IBM-PC ハードウェア用に変更。
(1) 割り込み処理部分 (コントロール LSI は同じなので、アドレスその他
を変更するだけのはず)
(2) FD 管理部分 (PC9801 と同じ LSI を使っているので、基本的にはほと
んど同じのはず)
(3) DMA 処理部分 (これも PC9801 と同じ LSI を使っているはずなので、
変更部分は少ないはず)
(4) キーボードの処理部分
(5) 文字の表示部分 (VGA へ表示)
3) ITRON (中心核) の中でハードウェアに依存した部分を変更
(1) 割り込み処理部分
(2) DMA 処理部分
(3) キーボードの処理部分
(4) 文字の表示部分 (VGA へ表示)
(5) 仮想アドレスの管理(物理メモリの配置が一部異なっているため)
4) ドライバ (キーボード、テキストコンソール、FD、HD) を移植
--- B-Free プロジェクト実行中! 詳細はこの WWW へ -> (http://www.st.rim.or.jp/~isoyama/b-free)内藤隆一 (ggc00661@niftyserve.or.jp/night@bfree.rim.or.jp)