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[b-free: 857] Re: サポート



■ [b-free: 854] Re: サポート(Re:
□ Ryuichi Naitoh<naitoh_r@soft.hitachi.co.jp> さんへのお返事

     岩間です。

■ Ryuichi Naitoh さんのメールからの引用です
□現在出ている OS でハード構成を特定しなくてもいい OS ってあるんですか? 
□つまり、どのようなハードウェア構成でも動くような OS ですけど。Windows 
□でもハードウェアの構成によっては動かない場合がありますけど、Windows 以
□上に融通性を持たせようということですか?

     そういう意味ではなく、「用途を理由に」ハード構成を特定する
    ……という意味です。
     たとえば、BeOS や Rhapsody  の場合は「マルチメディア」を理
    由に、ハード構成を特定することもできるでしょう。たとえば、

        他のハードでは実用にならないから、実用的に動くには、
        このようなハードが必要

    ということができるって事です(それがウソでもね)。


     ですから、

□何か、ドツボですね。
□結局、MS 以外は OS を作れないということを言いたいんでしょうか?

    というつもりはありません。そもそも、そう思うのだったら、この
    MLにも参加しないですしね。(^^;


□Free UNIX でも、Windows95 が出てくる前からドライバの問題は存在している
□わけで、最近出てきたわけではないです。それを何とか解決しようといろいろ
□やってきて、いくつか成果を上げています、B-Free OS でもできないと考える
□理由はないと思います。
□
□# というより、できないと考えたら終わりでしょう :-)

     えぇ、そうですね。我々も、がんばらないといけませんね。p(^^)q


□えーと、店頭パッケージという話は、ここで初めて出てきたと思うのですが、

     確かに、わかりにくかったですね。「製品であることの意義」の
    話の中でしたから、無意識のうちに、「商用パッケージ」を想定し
    て書いていました。


□店頭パッケージ品であることが、普及のためには必要ということですか?

     これは必要だと思います。もちろん、解説本という形態でもOK
    ですが、できれば「サポート付きのOSとして」売るほうが良いで
    しょう。
     いずれにしても、「手軽に導入できるパッケージがある」という
    のは、大切なポイントだと思います。オンラインで……というのは、
    容量的に難しいような気がします。
     Linux が広まったのも、雑誌などの付録で手軽にインストール用
    のパッケージを入手できるようにようなったからですよね。


□だとすると、広まるためには商用パッケージでなければいけないということで
□すか?

     そうは思いません。実際に「商用パッケージ」を店頭においても
    らえる程度の知名度が出るまでは、がんばらないといけませんから
    ね。(^^;
     でも、その場合でも、速い段階から「サポート付きのOS」とい
    うパッケージがあった方がいいでしょう。これは、サポート側の教
    育も兼ねることができるからです。


□では、Slackware と比べたらどうでしょう?
□知名度とサポートの有無というのは、相関していないと思います。
        ……中略……
□Caldera は、サポートがついている商品ですけど、サポートのついていない 
□Slackware の方がメジャーなのはどうしてでしょうね。安いから?

     それは、Slackware が十分メジャーになっていたからでしょう。
    それと同時に、多様な解説本が多く登場し、その中で「サポートは
    ないものが多い」と書かれてますから、「Linux(PC-UNIX)  はサポ
    ートがない」というイメージも定着しているからだと思います。

     もっとも、そんな理屈がなくっても、

        日本語のサポートでないのなら、あってもなくても一緒

    という根本的な問題がありますね。(^^;

     しかし、今以上の普及を考えると、「サポート」は重要なポイン
    トでしょう。個人用はともかくとして、企業にまで普及させるため
    には必須でしょう。


     B-Free も、Linux  のように商用パッケージなしでも普及するか
    もしれませんが、Linux の場合には「UNIX  文化」という巨大なバ
    ックボーンがあったというのを忘れてはいけません。
     でも、B-Free  には、そういったバックボーンの存在ってないと
    思っています。で、その代わりとなるようなものとして、「サポー
    ト」というものが必要だと思うんです。


□そういえば、1B ではそういうこと(いわゆる拡販活動)をやっているんでしょ
□うか?  やっていたとして効果は出ているんでしょうか?

     どうでしょう? 値段が、もっと安くならないとダメだと思いま
    す。(^^;

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