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[b-free: 1245] Object Oriented に関する話。とか。
ここで、すこし、話をまとめて良いでしょうか?
僕自体は、僕の発言のresを少しずつ処理して行くつもりですが、それとは別
に、ちょっと争点をまとめたいので、、、。(あと、僕の提案も入れました)
1.OS制作時に置ける Object Oriented な視点の導入のこと。
第一に現在の B-free が古くからある複合化設計で行われてきている。ただ
し、coding と言う面では、まだまだ初期の段階であり、仕様を微調整する段階
である。その為、これから「誰か(!)」の指導・眼力のもと B-free の
Manager などを再設計することは不可能ではない。ただ、決定的に欠けている
「誰か」及び Object Oriented への要求の度合いを考えると、現在の実装方針
は変えない方が良いという話である(ここまでは反論する人はもういないですよ
ね?。)
第二に、その Object Oriented への要求の度合いが未だに「少ない」と言う
こと。これは、利用者及び制作者からの「実際の」要求度という意味ではなく
(なぜならそんな物は未だ計れない)、Object Oriented を取り入れる事を切望
する人や、複合化設計ので行われることに異議を唱える人がほとんど数名しかい
ないと言うこと。この人数は、まだ、基礎設計を変えるだけの動機としては熟し
ていないことを意味すると考える。
2.Schedule の遅れのこと。
如何に、人員を引きつけるかが最大の問題である。Object Oriented は、ここ
で引きつける要因になりうるが(なぜなら新しいから)、その挑戦的性質を考え
て今回は安全策(OOは使わない)を採る。その他に、めぼしい特色を出すのが
難しい状況であるが、BTRON であると言うことを宣伝するのがやはり本来の姿で
はあるまいか。TSN での積極的な広報が望まれる。
3.Object Oriented Programming の議論についてのこと。
本 B-free ML は、Programmer の基礎力を上げることも一つの重要な目的だと
考える。B-free は、Version 1 が出されたらそれでお終いという物ではなく継
続的に行われるべきであり、それによって、B-free の次の版の人材を作る。よ
って、OOPに関する議論も、その一環として続けられるべきである。ただし今
回の議論の一つの教訓として、B-free の「現在の」版の実装に関わる話と、そ
れ以外(それ以降)の話を分けるべきである。一つの提案として、Kernel ML
を、現在の実装の話専門として再度利用してはどうか? さらに、Mail の振り
分けや情報を集中する意味も含めて、 Kernel ML で流す ML は、本 ML にも重
複して流すことがよいと思われる。
4.更なる Open Project へのこと。
一つは、coding の責任者の名前をはっきりさせることが大切だと思う。今一
つ、誰が coding の責任を「現在」持っているか分からない。はっきりすれば、
個人的なやり取りも可能だと思うし、「では協力します」と言う人も出てくるか
もしれない。仕様をどんどん詰めることも重要である(これは今最も急務か
な)。みんなで決めるところが決まっていないのに、個人で書き始めるわけには
行かない。よって、「どんどんいらっしゃい」といっても「でも、何やったら良
いやら。書けるけど何を書いたらいいのかも、、、。」と言うことになる。責任
者をはっきりさせ、「みんなで決める部分」と「各部分の責任者が決める部分」
と「自由な部分」がはっきりしないと、気楽に参加しにくい。
特に今回、OOの話で、「BTRON1仕様を中心で行く事はすでに決まって
いた」ことであったのが非常に重要な事であった(なぜなら、そんなことは
B-free HP に見あたらないし、参考にする程度にしか聞いてなかったから)。決
まったことは、何処まで決まっているのかしっかり書くことが大切だと思われ
る。
-Aki.