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[b-free: 1935] Re: BTK
飯島です。
だいぶ話が進んじゃっているようなのですが、
興味深い話なんでコメントしたいと思います。
やっぱりプロハンは重いのでIIX-IXページをスキャンして持ってきました・・・、
と思ったら今日はTRON-NETが落ちていてB-Freeのほうが見えない(^^;
<19980721093227X.yashi@yashi.com>の記事において
yashi@yashi.comさんは書きました。
>> 良くわかってないので自信無いんですけど、たぶんGUIとdevice driverの一部と
>> が、Xが行う所なのではないでしょうか?
GUIという高レベルのところとdevice driverという低レベルのところを
両方担当するというのは面白いですね。
まぁXだけあればGUIできちゃいますもんね。(Window Managerは必要だろうけど。)
>> この図だと、プロハンのように細かなmoduleになってないですよね?
そうですね。
ただ同じような図でも注目すべき点がちょっと違うのかもしれません。
プロハンはシステムコールの部分が中心でそのためにマネージャの仕様書とか
TADの仕様書がついているような気がします。
それに対してB-Freeの図はもうちょっとハードウェアよりに重点が置いてあるように
思えます。つまりマイクロ・カーネル方式であるとかそういったことですね。
>> GUIとだけあって、(たぶん)そのなかでマネージャー達が色々と
>> あるのかな?それともBTRON3では、また違うのでしょうか?
そこいらへんは、私はわからんです(^^;
>> b-freeってBTRON1と3をカバーするんですよね?
>> BTRON1って、16bitじゃなかったですか?
>> たんにBTRON3が、まだ公開されてないから?
えーと、他の人も書いていると思いますが、B-Freeを始めたときはBTRON1しか
仕様書がなかった。
(今もないんですが、もうすぐBTRON3の仕様書が手に入ると思います。)
で、BTRON1の仕様書をもとに32bit化して、
それに必要な改良は加えようということになった。
あくまでBTRON1の仕様書しかなかったからです。
時は流れてBTRON3の仕様書も手に入ろうとしている。
ならば無意味にBTRON3から離れてもしょうがないのでBTRON3の仕様を取り入れたい
ということだと思います。
ですからBTRON仕様書の枠組みからなるべく外れないほうがいいとは思います。
ただ固執しすぎる必要もなくケース・バイ・ケースだと思います。
BTRONの仕様もいろいろな階層に分かれているわけですから、
階層間のインターフェースが異なっていなければけっこう自由にやれるような
気がするのですが。
>> 何か質問ばかりになってしまった‥‥。
私がもっとお答えできればいいんですけどね(^^;
では、では。
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電気通信大学 情報システム学研究科
情報システム運用学専攻 鈴木(和)研究室
飯島 清高 (Kiyotaka Iijima)
E-mail : iijima@cocktail.cas.uec.ac.jp
iijima@tron-net.gr.jp