ども。Aki です。
今、部屋を片づけています。
お掃除の合間に、レスです。
---- 時間経過 -----
ども。Aki は風邪を引いたらしいです。
めちゃめちゃしんどいです。
Contack のんだら、眠くて大変です。
と言うことで、今日のレスはこれだけにします。
In "[b-free 677] Re:実身仮身ネットワークと思考 〜 場と名前" with Yasushi
Suzuki ,
(05:01:16 PM +0900 in September 29,1997)
- suzu wrote.
| ブレインウェアの鈴木と申します。
|
|Hideaki Suzuki wrote:
|
|> Aki です。
|>
|> 今回は、「場」という概念を多用してみました。
|> ここでいう「場」とは、仕事場でも、睡眠の場でも、広場でも、砂場でも、思
|> い出の
|> 場でも、何でも良いですが、一つの人間の思考対象となる世界です。それぞれ
|> の「場
|> 」は互いにネットワーク状に関連づけられ、それぞれに干渉しあいますが、あ
|> る程度
|> 、それぞれが独立してそれぞれの世界を形成しています。
|
| 申し訳ないのですが。
| 上記のような記述ですと、私にとって「場」の定義
|は自明ではありません。「場」の定義を詳しくしてい
|ただけますか? 宿題のあとでもいいですが。
気遣ってくれてありがとう。>宿題のあと
宿題の後ではないですが、テストが終わったので書きます。
ここでの「場」とは、極端に云うと、一度きに考えられる世界の範囲と云う事です。
例えば、ある書類を書いているときは、その他のことを考えていないとしましょう。
すると、その書類を書いている世界が「場」になると云うのです。その「場」の中に
は、その世界で必要なモノが全てそろっているとします。
では、そこで、「ちょっとコーヒーを飲みたい」と思った瞬間、その場から離れるの
です。そこは、「コーヒーを飲みたい場」を形作りその場が、あなたを引きつけると
します。
そういった、場の存在を(頭の中のごちゃごちゃしたモノを表現するため)仮定した
とき、実身名や実身はどうなるのかなあと云うのが、僕の話でした。
具体的には、上の「書類作成」の為の「場」のなかに、「コーヒーを飲みたい」とい
う名前の「場」が割り込んでくると云うイメージをして下さい。これを実身仮身で云
うと、実身がそれぞれ一つの場を形作り、仮身が、その場で必要な(考慮されうる)
モノを、実身の中に表現するのです。たとえば、その書類を作るためにインターネッ
トから取り寄せた多くの資料だったり、「書類作成の手引き」だったり、そう言った
モノをさす仮身が、「書類作成」という場を作る実身の中に張り込まれて、「書類作
成の場」を形作る。そこへ、「コーヒーがのみたい」という仮身が、ぽんと、「書類
作成」実身の中に飛び込んできた状態が、この例での状況の、実身仮身ネットワーク
での表現だと思います。
ちなみに、その「コーヒーがのみたい」を開いた瞬間、「書類作成」だった場は「コ
ーヒーがのみたい」という場に移行します。
「でも、書類作成の中に入っている他の仮身たちはどうなのか?」というと、これら
は、また、それぞれ、自分の「場」をもつのです。それぞれの場は、その仮身を開い
た段階で「場」の移動を引き起こします。
そう言う仮定を持つと、仮身を開いた瞬間、場の移動が起こり、(例えば)「書類作
成」の世界から抜けてしまうのか?というと、そのとおりで、で、場を移動しないた
めに「実身名や仮身名がある]のではないか?
# すこし、前の云っていたことより、発展したらしい。^^;
良く僕たちは、「これのために、あれとあれとあれとあれをやる」とかいうスタック
構造の思考をします。で、最初の「これ」が一つの今やろうとしている(今居る)「
場」で、残りの「あれ」が仮身を経由して参照される「他の場」なわけです。
そこで仮身名は、<この「他の場」の中に入っていき(場の移動)、ある一定の見方
をし、他の場に対して出した結論、もしくは参照側に対しての関係の判断>を注釈的
に書くモノだと思います。もしくは、この「他の場」への Expectations (←期待?
目的?) を、その場に移る前に書いておき、場の移動(その仮身を開くこと)を後
回しにするためのモノです。
この仮身名の使い方は、使用する App に関係せず汎用的であるため、システムでサ
ポートするべきと云うのが、僕の判断でした。
そして、こう云った使い方の仮身名を実身名に含ませるのは、おかしい。実身名は、
その場の中で理解できればよいから、短くて良い。実身名は仮身名と共同で実身の中
身を見なくてもよい程度の情報を提供するべきで、たとえば、ロゴなどを使うと<意
味が曖昧になりがち>だという事で、短く TAD もいらない。というのが、その他の
僕の主張でした。
以上。
- Aki.
追伸。
TAD を実身名に入れるというのは、その他に「実身仮身ネットワークへの見方の問題
」も絡んでくるので、そう簡単に、議論できるモノではないようです。例えば、実身
名に TAD を入れるくらいなら、実身名を開く App も設定できるようにするのか?
実身名と実身内容を対等に扱った場合、どういう利点や欠点があるのか? それ以前
に、どういう意味を持つのか? 等々が考えられます。
名前とは何かという、一種、記号の意味論に大きく左右されるような、難しい話にな
りますが、それなくして、簡単に「実身名を 主 TAD にする」などと果たしていって
良いのやら。
また、技術者は何でも許すべきだというのも、これはまた変な話で、技術者がある程
度のガイドラインを作ることが、GUI を作るときには必要になると思います。
TRON 作法という大きな体系の中で、実身仮身ネットワークが使いやすいシステムに
なると良いですね。
少なくても、「何でもあり」が良い体系ではないと僕は信じます。
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Hideaki Suzuki (SO in Bridgewater State College)
e-mail H1Suzuki@Bridgew.edu
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