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[b-free: 860] Re: サポート
隆一です。
From: Kazuhiko Iwama <with@st.rim.or.jp>
Subject: [b-free: 857] Re: サポート
Date: Mon, 17 Nov 1997 20:42:17 +0900
> ■ [b-free: 854] Re: サポート(Re:
> □ Ryuichi Naitoh<naitoh_r@soft.hitachi.co.jp> さんへのお返事
>
> 岩間です。
>
> ■ Ryuichi Naitoh さんのメールからの引用です
> □現在出ている OS でハード構成を特定しなくてもいい OS ってあるんですか?
> □つまり、どのようなハードウェア構成でも動くような OS ですけど。Windows
> □でもハードウェアの構成によっては動かない場合がありますけど、Windows 以
> □上に融通性を持たせようということですか?
>
> そういう意味ではなく、「用途を理由に」ハード構成を特定する
> ……という意味です。
> たとえば、BeOS や Rhapsody の場合は「マルチメディア」を理
> 由に、ハード構成を特定することもできるでしょう。たとえば、
>
> 他のハードでは実用にならないから、実用的に動くには、
> このようなハードが必要
>
> ということができるって事です(それがウソでもね)。
「用途を理由に」ハード構成を特定する、というのは、
From: Kazuhiko Iwama <with@st.rim.or.jp>
Subject: [b-free: 847] サポート(Re: SGIが NTをマシンを売る)
Date: Fri, 14 Nov 1997 19:50:25 +0900
> ■ Ryuichi Naitoh さんのメールからの引用です
> □Windows を前提にしたハードウェアでも、その仕様が公開されている限り他の
> □OS でも使えるでしょう。
> □実際、Free UNIX 系のほとんどは PC 互換機で動いているわけだし、Windows
> □を動くことを前提にしたとしても気にすることはないと思います。
>
> いや、個々のデバイスのサポートが問題になると思っています。
> 本体でないにしても、Windows 専用のプリンタなどもあるし、今後
> もフルスペックで使うには専用のドライバが必要になるデバイスが
> 増えてくるのではないでしょうか。
>
>
> □で、Rhapsody は PC 互換機でも動くようになるんですよね?
>
> そういう噂ですね。BeOS も for Intel が出るんですよね。どち
> らも、ハード(の構成)を選びそうですよね?
から続いた文脈からは、読みとれなかったのですが。私は、単純に BeOS も
Rhapsody もすべてのハードウェアでは動かない (= 動くハードウェアを選ん
でいる) という意味かと思っていました。
結局、サポートできてないから動かないのではなく、サポートする必要がない
から動かさないという説明をするということですか?
よくわかりません。理由がどうであれ、すべての OS は動くハードウェアを特
定しています。あの、Windows でさえも compatibility list を出しているで
はないですか。
あるいは、B-Free では汎用に使えるから、どんなハードウェアでも対応しま
すよ、ということにしたいということでしょうか?
もちろん、これはすべてのハードウェアに対応するだけのデバイスドライバ
がないと不可能です。
結局、問題としては 2 つあって、
● ドライバを作成できるだけの情報を公開していないハードウェアがある。
(WPS もそのひとつ)
● 情報を公開しているハードウェアすべてのデバイスドライバを作れない。
(人手が足りない)
Windows の専用ドライバがないと動かないとかいうのは、前者の問題であって、
Rhapsody や BeOS がすべてのハードウェアをサポートしていないのは、後者
の問題が大きいと思うのです。
岩間さんが最初書いていたのは、ハードウェア情報を公開していないという問
題があるということだったのに、それとは関係なく、単にサポートしていない
ハードウェアがあるのが問題という風に変化してしまっています。
で、情報を公開していないハードウェアについては、ハードウェア情報を公開
するようにメーカに求めていくか、あきらめるしかないでしょう(WPS サポー
トのプリンタなどはあきらめることなりそうです)。あるいは、Free UNIX 系
の OS が台頭していくにつれて、ハードウェアの公開が進むことを期待できる
かもしれません。
情報を公開しているハードウェアについては、デバイスドライバをこつこつ作っ
ていくか、メーカが自発的に B-Free 用のデバイスドライバを作っていくよう
にもっていくようにする必要があります。そこで、B-Free OS がどのように使
われていくか、その用途によってどのデバイスを優先して作るべきかの必要度
が決まってくると思います。
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