まだ、C言語をはじめて間もないので、要望されている、OSのコード要員に
は、なれそうもなく、申し訳なく思っておりますが、「アンチMS」の気概は、
それなりに持っているつもりであります。
2回ミーティングを休み、期日が迫った中、迷惑で、申し訳ないと思いますが、
文系の超エンドユーザーから、一つ発言をさせていただきたいと思います。
(1)OSの名前を、FREE-TRONとか、TRONの名が入った分かりやすい名前にした方が
よいのではないでしょうか?
(2)宣言のTRONの解説も、残しておいた方がよい、と思います。
理由は二つあり、第1は、TRON というのを、全面に出した方が、エンドユーザー
だけでなく、プログラマーにも、分かりやすく、普及にプラスなのではないで
しょうか。
(UNIXのBSD版のフリーosとして、FREE-BSD という例に習った。
とりあえず、BとかCとかIーTRONとか、細かい区別は関係ないだろう。)
私の回りのユーザーは、MSなど企業の広告料に主体性を失った雑誌
の記事に毒されて、アメリカのものを、特に、「窓」95などが、世界最先端
だと、勘違いして、それを使いこなせることばかりを考えています。
せいぜい、反骨のひとでも、OS2止まりです。
彼らは、TRONなんか知らないか、知っていても、悪いものだから、日米貿易摩擦で
懲罰にあって、消滅した、くらいにしか考えていません。
したがって、宣言のTRONの解説も、残しておいた方がよい、と思います。
BTRON は、木元氏のものが、very good だし、
GUI、電子ペンなど、TRONの方が、時代を先取りしていたし、自動販売機な
ど、組み込みマイコンや、通信分野では、TRON が、業界トップであるという、
技術的専門的でない「単純な結果」を長くならない程度に、加えてほしいと思
います。
「窓」の異常な売れ行き、逆にtron系某企業の宣伝の下手さに、辟易している私
としては、技術でたとえ勝っていたとしても、マーケティングも大事ではないで
しょうか。
第2の理由は、先日、横浜西口の東急ハンズへのと中で、なんと、同名の、
B-FREE という、カジュアルウェアの店がありました。神奈川県下、千葉県に、
いくつか店があるようです。
私は、将来、B-freeは、必ず普及すると考えているので、
そのとき、商号の問題が発生しはしないかと、心配しております。
私の案の欠点としては、
tron を「日の丸パソコン」とか、毛嫌いしていた人(SD誌やCマガジンで有名
な岩谷宏氏など)に対しては、逆に意図的に、TRON という名を伏せた方がよい
かも、知れません。
確かに、まだ、os作成の段階や、GUIのない中間発表の段階では、B-FREEでも、
わかる人だけ、集めた方が、「足切り?」になって、質の高いプログラマーが集
まるかも知れません
しかし、少なくとも最終的に、エンドユーザーに公開するときには、分かりやすい、
TRON の名前を入れた方がよいと思います。
これは、柴山さんのいうように、別の機会に、別の文書を作るべきでしょうか。
小原 英隆 ohara@e.u-tokyo.ac.jp