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[bfree-prj 315] Win インストールマニュアル



まさあきです。

批評お願いします。

フロッピーだけで使用する方法(Linux)



   打ち間違いを避ける為、カットアンドペーストをお薦めします。 

   注意 :root権限でアクセスしてください。 

    1.フロッピーディスクを3枚用意します。
          
      ・一枚目は起動用 
      ・二枚目はシステム本体 
      ・三枚目はPOSIX

    2.B-Free OS のソースを落とします。
        
      URL: ftp://www.sccs.chukyo-u.ac.jp/pub4/B-Free/pub/IBM-PC/ の下に、b-free-pc.xx.yy.zz.tar.gz という名前で入っています。 

      (xx.yy.zz はバージョンです。値の大きいものが新しいバージョンです) 
        
    3.落としたファイル (tar + gzip ファイル) を適当なディレクトリで展開します。

           # tar xvzf b-free-pc.xx.yy.zz.tar.gz 

      インストールに必要なディレクトリです。 

          bfree-pc----kernel----POSIX----mkfs 
                |        | 
                |         -----BTRON----make 
                | 
                 -----boot

    4.Make します。 boot ディレクトリに入り、make を実行します。

           # cd boot 
           # make

      boot ディレクトリに bootimageというファイルができます。 
        
    5.bootimageを一枚目のフロッピーディスクに書き込みます。  

      注意:dd(cp)コマンドはroot権限がないと実行できません。 

            # dd if=bootimage of=/dev/fd0 または cp bootimage /dev/fd0

    6.kernel を make します。  

      kernel/BTRON/make ディレクトリに移動し、make コマンドを実行します。 

            # cd kernel/BTRON/make 
            # make

      kernel/BTRON/make ディレクトリの下に btron というファイルができます。 
        

    7.btronを二枚目のフロッピーディスクに書き込みます。  

      注意:dd(cp)コマンドはroot権限がないと実行できません。 

            # dd if=btron of=/dev/fd0 または cp btron /dev/fd0

    8.ファイルシステム作成用のツールを make。  

      kernel/POSIX/mksfs にあるファイルシステム作成用のツールを make します。 

            # cd kernel/POSIX/mksfs 
            # make

      kernel/POSIX/mkfs ディレクトリに mksfs と statfs というファイルがで きます。 

      statfsはよく使うコマンドなのでusr/local/binにコピーします。 

            # cp statfs /usr/local/bin

    9.三枚目のフロッピーディスクにファイルシステムの作成。  

      kernel/POSIX/mksfs を実行します。 

      注意:mksfsコマンドはroot権限がないと実行できません。 

            ./mksfs /dev/HDのパーティション ブロック数 ブロックサイズ KB/I-node数

      ・ブロック数はフロッピーで1880になります。 
      ・ブロックサイズは512で固定です。 
      ・KB/I-node数はI-node数ごとのFDサイズ(KB)です。(i-nodeとはファイルの数のことです) 

            # ./mksfs /def/fd0 1880 512 4

      成功すると、superblock = 数字, bitmap block = 数字, inode block = 数字と一行だけ表示されます。 
      5行表示されているとLinux用のmkfsが実行されていますのでコマンドを正確に打ち直してください 
        

   10.mksfs が成功したかを確認します。  

      statfs を実行してファイルシステムの中を覗いてみます。 
      注意:statfsコマンドはroot権限がないと実行できません。 

            # ./statfs /dev/fd0 dir /

      実行すると 

      2   20666        0000    0000    .         60byte 
      2   20666        0000    0000    ..        60byte 
      2   20666        0000    0000    lost+found    40byte 

      lost+foundがあれば成功です。 

   11.boot します。  

      一枚目の ブートフロッピーを入れてマシンを再起動します。 

      ブートプログラムが起動すると、boot> というプロンプトを表示します。 
        

   12.BTRON OS を起動させます。  

      二枚目のシステム本体が入ったディスクと入れ替えます。 

      >fdboot 
        

   13.三枚目のフロッピーディスクのファイルシステムを認識させる。

      11,からしばらくすると 

      Root file system is... [fd]/hd: 

      と表示されるので三枚目のフロッピーデスクと入れ替えてEnterを押します。 

      init>と表示されれば成功です。



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