B-Free宣言について、私も少し書いてみました。
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B-Free宣言(94.12.12)
1)プロジェクトの目的
B-Free(びーふりー)プロジェクトとは、BTRON仕様に準拠したOSを一か
らフルスクラッチで作成するプロジェクトです。
我々は、我々が作成するBTRON仕様OSを『B-Free OS(びーふりー・おー
えす)』と名付け、仕様の設計とコーディングを行っています。B-Free OS
は、マイクロカーネルをベースとした完全なマルチタスクOSであり、32bit
以上のCPUを対象としたOSです。
我々は、以下の三つの事実に勇気づけられ、BTRONを個人規模で作成す
る決意をし、また、BTRON規模のOSであっても個人規模で作成可能である
という根拠にしています。
・個人規模によるITRONの実装例がいくつも報告されている
・ITRONをカーネルとしたBTRONの実装例が報告されている
・フィンランドのリニュス・トルバルズさんが個人規模で作ったLinuxが、
現実に存在し稼働している
我々の作成するB-Free OSは、将来、ソースコードも含めてフリーに配
布される予定です。B-Free OSが全世界で使われ、TRONプロジェクトへの
理解者と協力者が増えることを願っています。
2)プロジェクトの目標
・32bit CPUを対象とした BTRON仕様準拠OS
(80386/PowerPC/etc...)
・同OSのソースコード
・同OS上のセルフ開発環境
・同OS上のアプリケーション
・各種ドキュメント
3)プロジェクトの性格
・成果物の公開
プロジェクトの成果物は、最終的にフリーで公開される予定です。
・著作権
ここで発生した著作権は、B-Freeプロジェクトと、各メンバーに属
します。
・メンバーの資格
B-Free OSの作成作業に協力して下さる方なら、どなたでもメンバー
になれます。
4)プロジェクトの現状報告
現状の報告
5)当プロジェクトへの連絡先
仕様の設計とコーディング等、メンバーになりたい方、また、それ以外に
なんらかの形で協力して下さる方は、以下のメイルアドレスに連絡を下さい。
開発用マシン(現在は、Linuxを開発環境としています)、ミーティング場所
の提供なども助かります。
B-Freeプロジェクトプロデューサ 長谷川 徹
NIFTY-Serve NBF01763 (NBF01763@niftyserve.or.jp)
また、B-Free OSのためのメイリングリストが設置されています。参加希望の
方は、以下のメイルアドレスに連絡を下さい。
B-Freeプロジェクトプロデューサ 長谷川 徹
NIFTY-Serve NBF01763 (NBF01763@niftyserve.or.jp)