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[b-free: 735] Re: B-Free APの開発環境



 林です。

In message <199711060639.PAA02380@hisoft.soft.hitachi.co.jp>
   "[b-free: 733] Re: B-Free APの開発環境"
   "Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>" wrote:
naitoh_r> B-Free OS (というより、BTRON OS )の場合だと、どの分野に
naitoh_r> 特化すべきなのかな。

 多言語処理を生かして人文系の論文作成用とか。あとはアイデアプロセッサ
とか考えをまとめるためのツールですね。

naitoh_r> 最近だと OOP 言語を使って実装するコストというのは、無視してもいいくら
naitoh_r> いだと思います。

 まあ誤差の内ですね。それよりずっとコストの掛かりそうなマイクロカーネル
も設計しだいで実用的になるようですから。

naitoh_r> で、OS レベルで OOP をサポートしたといえば、Java OS なんかそうですね。
naitoh_r> (http://jos.org/ などを見ると、Free で Java OS を作ろうとしている動き
naitoh_r> もあるみたいです)
naitoh_r> なにしろ、VM レベルで OOP を意識していますから、言語サポートは万全!?

 JavaはOOP以前に言語レベルでのエラーチェックが強いので、Javaシステム
ではシステムの安全性を特権モードに頼らずに済みますね。組込みなどでは
このモード遷移不要というのが効率的でうれしいかも知れません。
# ガーベージコレクションのコストが全てを台無しにするかも知れんが…。


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    林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)