[b-free 617] 景気良くうんと長い実身名だ

真鍋 裕一 (NBG02534@niftyserve.or.jp)
Fri, 26 Sep 1997 00:43:00 +0900

 長い実身名とか、仮身名とか、いろいろなアイデアがある様ですが、いずれ
にしても、現行仕様への下位互換性は制限されたものになるのは、間違い無い
ところ。
 実身名の長さにしても、使う人の都合なんかは我々には予測不能な事だと言
えるので、互換性の維持に目をつぶるつもりなら、いっその事、う〜んと長い
実身名を与える事も出来る仕組みが良いのでしょう。
 TAD上での言語指定コードでも、エスケープ文字を重ねる事で拡張を続け
る事が出来るように、実身名も必要ならば40バイトを越えて拡張出来る仕組
みがあれば良い。
 何バイトまであれば良いか?(何文字では無いよ)は先にも述べた通り、使
う人の都合による。人によっては言語指定コードを途中に入れたりもするでし
ょうし、今年末頃と噂される本格的日本語環境でも、同様な要求が発生するで
しょう。

 さて仮身名。
 仮身名も悪くは無いと思うのですが、現行下位システムとの間で情報交換を
行う際に強力なバリアになる事も予想されます。(現在の環境ではマシン間の
ネットワーク経由による参照ができないので、ファイルをリムーバブルメディ
アに移す時点で変換され、あまり問題にならない)

 で、実身名を任意に長くできるのなら、それを活かして別のアプローチを採
ってはというのが、私の考えです。
 例えば、実身名を「基本的な名前/Nifハンドル名/裏の仕事人名/コー
ドネーム/・・・」とします。これを参照する仮身側で、どの範囲を表示する
かの情報を持ち、表示の際に利用するというものです。
 具体例をあげると、実身名を「キャスバル・レム・ダイクン/シャア・アズ
ナブル/紅い彗星/クワトロ・バジーナ/セイラ・マスの兄/・・・」として
付けたりして、文脈に応じて表示する実身名の範囲を選ぶ訳ですね。

 この方法では、
  ・仮身名という新たな概念の導入を避ける事が出来る
  ・リンク情報体サイズは固定長を維持出来る
   (リンク情報中には実身名のある一定サイズのみを含ませる場合)
  ・実身側に名称の情報を集中出来る
といった辺りが、セールスポイントになります。

真鍋 裕一 NBG02534@niftyserve.or.jp