ども。Aki です。
In "[b-free 734] Re: 実身仮身ネットワーク" with Yasushi Suzuki ,
(06:49:47 PM +0900 in October 06,1997)
- suzu wrote.
|> ここでの「場」とは、極端に云うと、一度きに考えられる世界の範囲と云う事
|> です。
|> ...
|>
|> そう言う仮定を持つと、仮身を開いた瞬間、場の移動が起こり、(例えば)
|> 「書類作
|> 成」の世界から抜けてしまうのか?というと、そのとおりで、で、場を移動し
|> ないた
|> めに「実身名や仮身名がある]のではないか?
|
| 申し訳ないのですが。
| 私にはどうもはっきりしません。文書作成の例で
|言えば、「とりあえず、今、文章化を図る」何かを
|場とおっしゃっているような?
| で。仮身を作成するのは移動するためですか?
|それとも移動しないためですか? また、これらと
|実身名や仮身名との対応が私にはわかりません。
文章化とか実身仮身ネットワークを利用して Hypertext を作るより、実身仮身ネッ
トワーク上での作業そのものの様態に僕は重点を置いているとか云うのは、今は置い
ておいて、、、 (^^;
文章化を図る「何か」ではありません。
文章化を図るために事前に、あなたがたぶん形成するであろう、「環境」を場と云っ
たのです。
整った環境の中で、情報が構成されていくことを想像して下さい。
Unix とかで云えば、Directory がもっとも、近い概念かも知れません。
ただし、BTRON の場合、周知のごとく、そんなモノは文章自体と区別つきませんから
、文章自体が Current Directory の様に、その内側に文章作成(自分自身の構成)の
ための環境を作り出す。そう言った意味で、実身を「場」に当てはめたのです。
そう言うわけで、、、
仮身を作成するのは移動するためではありません。
それは、逆です。
情報を構成しやすいように(文章を作りやすいように)、色々なところから他の情報
をもってきて置いて、とりあえず、並べてみる。で、それぞれの仮身が指す先(実身
内容)は、また、同じように、「場」を生み出していると考えれば、その「場」の中
の情報を探索し有益な情報を得ることを、「仮身を開いて場を移動した」と表現した
のです。
で、得られた情報は、実身名に仮身名を付け加えることで、根っこの「場」から直接
見えるようにして置いて、根っこの場の構成(文章作成かな。この場合)を進めてい
こうと云うのです。
そのために(読んで解釈しておいた仮身の先の内容を仮身のそばに表示するために)
、わざわざ、実身名を変えるなんて事はしないでしょう? そんなことをして、その
実身を参照している、どこの仮身の表示に思わしくない影響があるか知れません。で
、じゃあ、仮身の横に書いておけばいいと言う人もあるでしょう。それは、まさに今
まで通りの方法なのです。でも、
1 そういった、仮身の横に実身名を補足する注釈を入れるような
使い方は、比較的多いと思われる。
2 そう言った注釈は、仮身とペアの情報で、文章の他の部分から
離れていた方がよい。<他の文章部分の影響を受けない。
3 実身名が表示されるはずの仮身に、別のモノを表示できる可能性がある。
などなど、色々な点から、仮身名として分離した方が、僕は良いと思います。
|> そして、こう云った使い方の仮身名を実身名に含ませるのは、おかしい。実身
|> 名は、
|> その場の中で理解できればよいから、短くて良い。実身名は仮身名と共同で実
|> 身の中
|> 身を見なくてもよい程度の情報を提供するべきで、たとえば、ロゴなどを使う
|> と<意
|> 味が曖昧になりがち>だという事で、短く TAD もいらない。というのが、そ
|> の他の
|> 僕の主張でした。
|
| 上記の引用において、「実身名は実身の中身を見
|なくてもよい程度の情報を提供すべき」であるとい
|う主張は理解できます。
| が。「それが短くてはならないというのでは困る」
|場合が「私には」あります。
|
| プログラムの仕様書を作成する際には、ある機能に
|ついて「Aで作成されたaとBで作成されたbを入力とし、
|Cで作成されたcを参照することで、主モジュールDでの
|d1、d2、、の機能を用いて、Eが利用するところのe1、
|e2、、を生成する機能である」のようなover-viewに
|該当する記述を実身名として「採用したい」ことがあ
|ります。実際の機能の説明は、それを構成するサブシ
|ステムの機能を含め、「膨大で複雑」であることがし
|ばしばです。膨大で複雑だから「せめてこの程度」の
|over viewを載せたくなり、それが結構長くなる、と。
| このような時、短い名前をつけるのが当面困難であ
|るからそうなるので、「短い名前を強制される」のは
|つらいですね。
それは、実身の中に入れて、「開いた仮身」で表示するのでは不適当な内容なのです
か?
例えば、関数を実身仮身ネットワークで Hypertext にする場合は、Interface(引数
など)は、実身名にするより実身内容にした方が良いかも知れません。なぜなら、実
身内容で引数を参照するでしょうから、実身名にもあると(実身・実身名と)二重に
実身が Interface の情報を持つことになり、整合性の点で実身内容で持つ方が優れ
ているからです。
同様に、多くの「実身に依存する」要素は実身内容と開いた仮身(及び、他の要素
i.e. 注釈機能など)で対応できると思います。
一方、「その実身に強く関連するが、実身内容より実身の参照状況に依存する」要素
は仮身名で対応できると思います。
そう言うわけで、もう少し、仕様書についての具体的な情報を提供してもらえないで
しょうか。
| 結局、「センスが無い」なる言われ方をするのは承
|知の上でして、「使いたいやり方で使えない」のは少
|なくとも「私にとっては使いにくい」ということにな
|りますね。仕様書を書くのは結構大変なので、その程
|度の「わがまま」や「センスの無さ」は「許して欲し
|い」のです。
| 付け加えるなら、このような運用をもって「何でもあ
|りなシステム」でないと可能にならない、というのは
|ちょっと、、、解せません、、、ねぇ。
「センスが無い」と云った覚えはないのですが、それは置いておいて、「使いたいや
り方で使えない」だけでは確かに「私にとっても、使いにくい」のですが、別の方法
を用意することでより適切(と思われる様)な方法が選べるのなら、僕は使いにくいと
は思いませんが。
# 例えば、注釈機能や仮身名...,etc. <より適切な方法
それから、僕が「何でもありな」というのは、実身名に絵がはいったり音が入ったり
、そう言ったことです。ただ長いだけでも、抵抗感がありますが、それだけでは「何
でもあり」とまでは云いません。そこのところ誤解しないように宜しく。
# 僕は以前、100文字くらいは実身名に必要かなと
# 云っているので、follow してください。
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Hideaki Suzuki (SO in Bridgewater State College)
e-mail H1Suzuki@Bridgew.edu
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