[b-free: 36] B-Free file system.

内藤 隆一 (GGC00661@niftyserve.or.jp)
Wed, 30 Nov 1994 22:26:00 +0900

隆一です。

bfree メイリングリストの皆さん、こんにちは。

ファイルマネージャですが、ユーザプログラムとのインタフェースは、BTRON1
に準拠するとしても、マネージャと各ファイルシステムのインタフェースにつ
いては、新たに決める必要があります。そろそろ、そのインタフェースについ
ても相談をはじめたいのですが、どうでしょうか? > ファイルマネージャ担
当の電脳丸さん。

# ファイルシステムについては、デバイスドライバがまともに動くようにな
# るまではインプリメントは難しいのですが、インタフェースについては、
# 早くから相談した方がいいと思うのです。

それと、ファイルシステムは、始めの段階ではメインのファイルシステムは
BTRON1 プログラミング標準ハンドブックに載っていたものでいいと思います。
ただ、HD ドライバがまともに動くようになったら、もっと大容量のファイル
システムに対応したファイルシステムを独自に作ってみたいですね。

性能的にいうと、どこまで HD ドライバのシーケンシャルアクセスの速度に近
づけるかどうかでしょう。ちなみに、UNIX では HD ドライバの速度の 5 - 10
% くらいしか出ていません[*1]。これより速いファイルシステムの構造はどの
ようにしたらいいと思いますか?

[*1] write の場合。出典は、
"The Design and Implementation of Log-Structured File System."
Mendel Rosenblum and John K. Ousterhout, 1991/July
Sprite source CD-ROM
です。

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内藤隆一 (ggc00661@niftyserve.or.jp)