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[b-free: 1607] Re: 普及の方策



 ウェルビーンの鈴木と申します。

Ryuichi Naitoh wrote:

> 隆一です。
>   ....
>
> うーむ、私見ですけど、いわゆる Free UNIX の意味あいが、欧米と日本で若
> 干違いがあるような気がします。
>
> BSD* にしても Linux にしても、元々作成したのは日本ではないわけで、ある
> 程度完成してから日本に来たわけです。もちろん、完成といっても Windows*
> のようにパッケージになっているわけではないのですが、すでに動いていて
> ある程度(欧米で)評価が固まってから日本に来たわけです。
>
> そうすると、OS を一から作るということは、実は日本ではまだ経験していな
> いんじゃないか? という気がします。もちろん、個人で作ろうとした人はい
> たと思いますけど……。

 この点は、、、B-Freeを進めていく上で有利に働くので
しょうか? うーん、、(希望的観測ですが)有利に働くか
もしれませんね。

 私はですね、、、手元にコンピュータシステムがなかった
時代、またはあっても非常に拙いシステムだった時代と、現
在とでは、新しいオペレーティングシステムの「新しさ」に
対する魅力の意味が、若干なりと変わっているような気がす
るのです。
 昔は、、、機能だったのでしょうか? そうかもしれません。
今まで出来なかった事が出来る、または大変だったのが容易
になる。新しさに期待するのはそのようなことだったのかも。
 現在では、、どうでしょうか、、、ブラックボックスに対
するアンチテーゼでしょうか。それもあるでしょう。少なく
とも私にはそのような「新しさ」は魅力です。


> で、Linux にしても BSD* にしても、すでにあるもの、としての感覚があるよ
> うな気がします。説明しにくいですけど、ソースを見るにしてもある程度評価
> 済みのものだから安心して接することができる、というような……。
> (あるいは、すでに道すじがついている登山というか)

 上の私の発言を受けてのことなのですが、日本ではこのよ
うな「すでに道がついている安心さ」を大事にする性向が強
いかもしれません。したがって、ブラックボックスはOKよ、
という感覚が強いかも。そうすると困ってしまう。

 一方、「たまごっち」という玩具は大ヒットしました。庭い
じりも流行です。もしかしたら「育てる」という感覚に訴える
のは良いかもしれません。
 あぁ、、まじめに考えているつもりなのですが、程度の低い
ギャグのように読めますね。

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