|> ・スワップ領域はパーティションに分割するか
|
| この話は、スワップ領域を別パーティションにとった方が処理が簡単になる
|のではないか、ということだったと思います。
| このスワップというかページイン/ページアウトの処理ですが、考えてみる
|と実行ファイルのコード部分はファイルにあるわけです。とすると、スワップ
|領域が専用パーティションとしてあっても、ページインのときにファイルをア
|クセスすることは(コード部分については)あるわけですね。
処理を簡単にするには、次の2つの方法が有効かと思います。
a.コードも、必ずロード時に「メモリに」読み込む(そのあとページアウ
トされることは構わない)
b.aの逆で、コードはまずスワップパーティションにコピーされたあとで、
メモリにマップされる
bの考え方をもっと拡張すると、メモリマップトディスク(Memory mapped
disk)になります。例えば、256Mのスワップパーティションがあれば、256Mの
実メモリとして扱えるという仕掛です。前回の討論ででていた「搭載メモリ量
を越えるプログラム/データはロードできない?」という制約も簡単に解決し
ますが、スワップパーティションが小さいと効果が薄くなります。
#どっちを取るかについては一概にはいえず、ユーザーが好きな方を選べる
#(メモリマネージャを交換できる)仕様にするか、作る人が決めるかという
#問題が残ります。
JBA03350 3.14 こと 木元峰之