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[b-free: 832] Re: B-Free APの開発環境
飯島です。
すっかりmailを貯めてしまいました(^^;
From: Ryuichi Naitoh <naitoh_r@soft.hitachi.co.jp>
Subject: [b-free: 745] Re: B-Free APの開発環境
Date: Fri, 07 Nov 1997 14:40:59 +0900
>> 確かに B-Free OS も UNIX が C 言語に依存しているという意味では、C 言語
>> に依存していると言えます。
>> でも、API を C 言語で規定している程度ならば、他の言語も簡単に使えると
>> 思うのでそれほど問題ではないと思います。つまり、C 言語が使えなくなった、
>> あるいは他の言語に移ったとしても、その結果として B-Free OS が使えなく
>> なることはないでしょう。
>>
>> # ITRON でも、単に API が C 言語で規定しているというだけで、
>> # 動きさえすれば、他の言語を使えるわけですし。
>>
>>
>> でも、ここでの議論というのは、特定の言語のために OS の機能を追加しよう
>> というものですよね? そうすると、その特定の言語のための機能を追加した分、
>> その特定言語の以外の言語を動かそうとするといろいろ問題が起きると思いま
>> す(性能面とか)。結果として、他の言語に移るのは難しくなるでしょう。
まったくもって隆一さんの仰る通りです。
例えばUNIXなどでもAPIをきちんと定義してあげれば他の言語を動かすことは
できます。
ただ、まずメインとなる言語(UNIXならC)に対してプログラミング
環境(デバッガーとかっていうんじゃなくて、APIとかCならインクルードファイル)が
整備されていくと思います。
その時点で、すでに(広い意味での)OSが特定の言語に肩入れしていると思います。
もちろん他の言語でもプログラミングできるのですが、やっぱりメインとなる
言語が一番プログラミングしやすいです。
特にシステムプログラミングなどでは顕著だと思います。
そんなわけでOSの機能(OSの機能とはいってもOSと一緒に配布されるライブラリー
といった意味あいになると思います。)に特定の言語を支援する環境を揃えても
いいんじゃないでしょうか?
どんどんプログラムできる環境を揃えた方がいいと思います。
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電気通信大学 情報システム学研究科
情報システム運用学専攻 鈴木(和)研究室
飯島 清高 (Kiyotaka Iijima)
E-mail : iijima@cocktail.cas.uec.ac.jp
H.P. : http://www.cocktail.cas.uec.ac.jp/~iijima/