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[b-free: 1915] Re: b-freeの進む道



こんにちは、まさゆきです。

私も、

> 1. B-Freeの仕様(API)は基本的にBTRON3仕様に従う。
> 2. HFDSを実現できるよう、独自な仕様(APIなど)を追加する。
 
に基本的に賛成です。
と、これだけでは何ですので私の考えを追加してみました。

(1)ユーザーから見たB−FreeOS

   1-1. HMIについては、BTRON3に従う。
   1-2. HFDS的なネットワークの利用
        既存のネットワークを利用するので「とりあえずHFDS」とでもしまし
        ょうか?

(2)プログラマから見たB−FreeOS

   2-1. APIについてカテゴリ分けを行う。
        ・当面は、以下の2つを実装するが、TRON協会から仕様が出てきた場合は
          カテゴリを追加する。
            BTRON3
            B−Free
        ・BTRON3カテゴリAPIについては他のBTRON3OSとアプリ
          ケーションのソースレベル互換を保証する。
        ・B−FreeカテゴリAPIについてはB−Free内においてソース
          レベル互換を保証する。
        ・B−FreeカテゴリAPIの基本フォーマットはBTRON3仕様に
          合わせる。
        ・B−FreeカテゴリAPIと同等のAPIがBTRONx仕様に追加
          された場合は、BTRONxカテゴリAPIに実装するとともに、B−
          FreeカテゴリAPIをマッピングする。

   2-2. 実装についてはこだわらない。
        ・これは個人的会見なのですが、BTRON1において実装レベルまで
          規定してあったのは、「286ではそうしないと性能が保証できない」
          (リアルタイム応答性能等)からなのではないのでしょうか?
          プログラムハンドブックを持っていないのであくまで想像ですが。

   2-3. B−Freeクラスライブラリ「BCL(仮称)」とかはどうですか?
        ・個人的にはC++がいい。
        ・BTRONxにも移植する。
          (ひょっとしたらCodeWarriorに実装されるのではないか?)

   2-4. HFDSについて
        ・本来の超機能分散システムはちょっと置いておきましょう。
        ・機能分散をする為には、他のマシンに接続する必要があります。
          さらに、その接続先の機能を利用できるという前提が必要です。
        ・接続=ログインと考えた場合、B−FreeOSのみで機能分散システ
          ムを構築するためにはマルチユーザー化は避けられないと思います。        

B−FreeOS独自に実装した機能について、TRON協会に提案したり、あるいは
B−FreeOSが仕様試行の実験の場となるといいですね。

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まさゆき
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