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[b-free: 1568] Re: 普及の方策
ウェルビーンの鈴木と申します。
Ryuichi Naitoh wrote:
> 隆一です。
> ....
>
> 実は、B-Free プロジェクトの開始直後(1994 年頃)は、32bit OS というのを
> ウリ(というか BTRON1 (1B) に対するアドバンテージ)にしていました。
> 当時は、(16bit OS である) Windows 3.1 が全盛の頃で、そろそろ Windows
> 95 が聞こえはじめたころでした。PC 上の 32bit OS というのは、それなりに
> 新しかったわけです。
> が、今だと 32bit というのは全然珍しくないですね……
たった4年前なんですねぇ、、、少し呆然。64ビットもそ
うなるのだろうか、、、、
とはいえ、ワードサイズに対する言語上の規格や対応するコ
ンパイラのサポートなどを考えると、64ビット対応なんて簡
単じゃないですよね、やはり。
> 題名の "Free minix-like kernel sources for 386-AT" がすべてを物語って
> いる気がしますが、つまり、Linux の場合、「新しい OS」というそれ自体が
> (Minix に対する)アドバンテージだったわけです。
> もともと Minix は、16bit OS でもあり、32 bit にしようにもライセンスの
> 関係で拡張もままならぬ状態でした(拡張しないというのは、Minix の作者の
> 意思もあったみたいですが)。手を入れられるスクラッチから作った OS とい
> うのは、それだけで興味をもつ人が多かったと思います。
この時の周りの雰囲気は、たぶんPCにおける16ビットの
OSに対する32ビットOSへの期待感があったのではないで
しょうか? 32ビットになれば、仮想記憶を始め、プログラ
ミングのしやすさは16ビットに比べてずっと良くなると。
たしかに他にBSD系のPC−UNIXもあることはあった
けど、UCBとAT&Tできな臭くもなっていたとか。
現在、巷には64ビットに対する期待感はありますかね? 自
分で言っておきながら、実のところあまり感じてませんが。
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