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[b-free: 2053] Re: 外殻の探索1




隆一です。


# 一部、引用部分の空行を削除しています。

From: Hideaki Suzuki <h1suzuki@bridgew.edu>
Subject: [b-free: 2045] 外殻の探索1
Date: Sat, 05 Sep 1998 20:39:21 -0400

> 以下の mail は、kernel ML に出したところ、SMTP delivery error で
> 返ってきたので、general ML に再送します。
> しかし、tron-net が安定するのは、いつのことでしょうね。
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> 
> 
> 
> 
> えっと、この ML では、7月からの久しぶりの書き込みですね。:-)
> 
> 題名にあるとおり、外殻仕様策定の一環として、外殻を探索してみましょう。
> 
> #さっき、かなり書いたのに N.Messanger が Int 13 くらった、、、。
> #結構、精神的に辛いですね、、、ホント、、、。
> #B-free は、ぜったい、fault tolerant な OS にしましょう!!!
> #(まあ、こまめに save しなかった自分にも非はあるが、、、)

それは、そういう OS を使っているからでは :-)




> 外殻を探索する前に、まず、中心核と周辺核に何があるのでしょうか?
> また、BTRON1 仕様との mapping は、どうしたらいいのでしょう?
> 
> 
> 中心核:
>   ITRON 3.0 micro kernel
>   task 関連の処理
> 
> [LOWLIB: trap handler 及び全 manager の協調運用]

LOWLIB は、「全 manager の協調運用の機能」というのはないです……。


> 周辺核:
>   Process manager
>   Memory manager
>   File manager
>   Device manager
> 
> 
>  ここで、device manager は、device drivers の system への登録・削除を管
> 理します。また、LOWLIB 経由で他の manager 達(app であることも可能)か
> ら、特定の driver の所在(存在)を確認されたときの locator としても機能
> するとします。たとえば、 file manager に特定の block device があるかどう
> か LOWLIB 経由で device manager に問い合わせがあるとします。

ファイルマネージャがデバイスマネージャに問い合わせる時は、LOWLIB 経由
である必要はないのでは?


>  「こういう device はあるのか?」
> 
> すると、device manager は、自分に登録されている drivers のなかから適当な
> driver を探し、もしかしたら、そんな device は無いと言うかもしれません
> し、さもなくば、
> 
>  「Device access key(or port) は、これです。こういう操作が可能です。」
> 
> といった、情報を返す。 以後は、file manager は、この access key を使っ
> て、(たぶん依然 LOWLIB 経由であるとしても)所定の device driver を直接
> たたけるようになります。この access key を介して処理することで、一つには
> LOWLIB の作り方によっては driver を直接叩けることによる処理の高速化と、
> また、device manager に「どの app に key を配ったか」の記録を残すことが
> 出来ます。記録を残せば、device に何かしらの変化が起きて事象通知が必要に
> なった場合、key を渡した process に device manager が通知すればよいと言
> うことになります。 流れとしては、device manager → LOWLIB → file
> manager とかいった具合です。

これも、同上。
デバイスマネージャからファイルマネージャへの通知は LOWLIB 経由である必
要はないです。

# アプリケーションへの通知は、LOWLIB でできるんだろうか?
# (できないような気がする……)


...[snip]...

>  「システム管理機能」に関しては、B-free では、構造の違いから不要である
> と考え、E_NOSPT を返す dummy を library として(もしくは、LOWLIB で)実
> 装する物とします。

「システム管理機能」が不要ということは、例外処理やシステムプログラムの
ロード/アンロード、デバッグ機能はいらないということでしょうか?
システムプログラムのロード/アンロードは、BTRON 環境の外でできるという
話なのかもしれませんが……。


>  BTRON1 OS 核の中では、後のこるは、「イベント管理機能」「時間管理機能」
> が存在します。
> 
>  時間管理機能は、ITRON の機能を直接 LOWLIB が使えば可能なはずです。

そうですね。



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