B-Free メイリングリストの皆さん、こんにちは。
さて、次回のミーティングも近づいてきました。
次のミーティングでは、ファイルシステムマネージャの仕様検討をすると思い
ますが、ここでひとつ提案をします。
B-Free オリジナルのファイルシステムでは、修復できるファイルシステムを
目指すというのはどうでしょうか?
DOS や UNIX を使っている人ならばわかると思いますが、今までの OS で使わ
れているディスク修復ユーティリティというのは、基本的に破壊された情報を
ディスク上から削除し、管理情報の矛盾をなくすということをやっていました。
つまり、修復といいながら実際にはデータは失われていたわけです。
(もちろん、UNIX ウィザードならば「手動で」データを修復することもできな
いわけではないのですが、それは置いといて)
もし、ディスクがクラッシュしたとしても、データが失われない。そのような
ファイルシステムができれば、かなり他の OS に対して対抗できるのではない
でしょうか?
残念なことに、BTRON1 のファイルシステムではデータに冗長性がないため、
ディスクがクラッシュして、データ部分が破壊されると、やはりデータは失わ
れてしまいます。それは、元の仕様がそうなっているのでしょうがないところ
す。しかし、せっかく B-Free OS として新しいファイルシステムを作成する
のですから、データが失われにくいファイルシステムを作ってみるというのは
どうでしょうか?
ということで、長谷川さんのフォローを待っています ^^;
-- 内藤隆一 (rnaitoh@st.rim.or.jp/ggc00661@niftyserve.or.jp)