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[b-free: 1952] Re: B-free 外核構造策定作業




隆一です。


From: Takanori Hayashi <takanori@ohsaki.meidensha.co.jp>
Subject: [b-free: 1951] Re: B-free 外核構造策定作業
Date: Wed, 29 Jul 1998 11:26:58 +0900

> 林です。しばらく休んでたら一杯溜まってるの(;_;)
> 
> In message <35BE20CE.12335B08@bridgew.edu>
>    "[b-free: 1949] B-free 外核構造策定作業"
>    "Hideaki Suzuki <h1suzuki@bridgew.edu>" wrote:
> h1suzuki> 1.BTRON1の manager に map できるような、B-free の構造を作る。
> h1suzuki> 2.どの manager が process で、どの部分は DLL で処理するかを決める。
> 
...[snip]...
> 
> すでにご存知のようにBTRON1ではマネージャは自分のコンテキストを
> 持たず、コールしたユーザのコンテキストで動く受動的な存在です。
> ただしマネージャとしてはシステムで一意に管理している状態情報も
> ある訳で、これを保護するためにユーザとは異なる特権レベル(RING1)
> で動きます(ユーザはRING3、核はRING0)。

この辺は、仕様というより実装の話と考えていいんじゃないでしょうか?
(つまり、B-Free OS では、マネージャを共有ライブラリ/プロセスどちらで
実装してもよい)


> しかし、このやり方って結構まずいですよね。基本的にだれかコール
> してくれないとコンテキストが取れないし、リングレベルを使ってる
> から(リングレベルのないCPUへの)移植性を損なうし。
> BTRON3ではマネージャはそれぞれプロセス(ITRONタスク?)として実装
> されることになっているのではないかと思ってますけど、どうなので
> しょう。マネージャが独自のコンテキストを持てばイベント・ハンド
> リングの手順も変ってくるかと思うのですが。

[b-free: 1950] でも書いたとおり、林さんのこの文章と同意見です。
マネージャは、コンテキストをもつタスクまたはプロセスとして実装した方が
いいと考えています。



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