In message <199703011537.AAA27897@bfree.rim.or.jp>
"[b-free 242] Re: How to make B-Free"
"Naitoh Ryuichi <night@bfree.rim.or.jp>" wrote:
>実際のところ、Linux カーネルのプロセス管理やファイルシステムなどの OS
>の中心的な部分の量はそんなに大きくありません。
>2.0.27 のソース (*.c) のうち、カーネルの中心部分 (linux/kernel) とファ
>イルシステム(linux/fs) では、両方合わせても 20,000 ステップくらいです。
>小さいとはいいませんが、びっくりするほどの量でもありません。
>で、何がソースのうちで一番多いのは何というとデバイスドライバでした。
>(linux/driver/*/*.c) 大体のところ 350,000 ステップで飛び抜けています。
>Linux を改造するとしたら、一番のメリットはデバイスドライバをそのまま
>持ってこれることだと思います。
うーん、やはりデバイスドライバが大きいですね。デバイスの多様性の反映
でしょうが、作る方にとってはたまったものではないですね。
これだけサイズが大きいと「Linux改造」でなくともデバイスドライバの流用
ができるようにした方が良いと思います。方法としては、ITRONカーネル上に
Linuxカーネルサービスを提供するインターフェースを載せてドライバが動く
ようにして、さらにBTRONのドライバ要求をLinuxのドライバ要求に変換する
スタブを用意する。これでうまくすればバイナリ互換が得られると思います。
# Linuxカーネルを作るのと同じくらい手間が掛かったりして(^_^;)
--- 林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)