[b-free 484] Re: 越塚先生訪問記

Ryuichi Naitoh (naitoh_r@soft.hitachi.co.jp)
Tue, 19 Aug 1997 14:15:42 +0900

BTRON Club に行こうと思って行かなかった
隆一です。

From: 小池星多<MHA03030@niftyserve.or.jp>
Subject: [b-free 482] RE:越塚先生訪問記
Date: Mon, 18 Aug 1997 16:50:00 +0900

> 飯島さん
> 小池です。
>
> > 訪問されてどうでしたか?
> >成果をお聞かせください。
>
> 傍らで聞いていただけで、あまり専門的なことはわからなかったの
> ですが、私がわかる範囲でレポートします。

レポートありがとうございます。

デジカメでいろいろ写真をとったので、越塚先生から許可を得られたら
Web にて公開したいと思います。

> ・結果として
> 研究室訪問のあと、本郷の飲み屋で「ミーティング」をしましたが、
> 成果はあったような、ないような.....
> 結論は「B-Freeは我が道を行く」という感じでした。
> データ互換でもアプリ非互換もやむなし、自分たちがよいと思ったことを
> B-Freeにいれていくべきで、それがB-Freeになる...ということでしょうか
>
> 「本家」には隠されたBTRONの秘めたオリジナルの仕様があると思って
> いってみたら、現状ではオリジナルはお休み状態だったのです。

何というか、20 世紀中に BTRON 3 の仕様書が公開されることは期待薄という
感じでした。
あるとしたら、(多分、PMC から?) BTRON1 (1B) との差分仕様が公開される
ことくらいでしょうか?

特に、HFDS について具体的なアプローチが進んでなさそうな感じだったのが
残念です。10 年くらい前から坂村先生の著作でネットワーク上での BTRON の
話が載っていたので期待していたのですが、すぐには無理そうです。

# もっとも、坂村研ではそれぞれの分野に分かれて活動しているそうなので、
# ひょっとしたら越塚先生の知らないところで着々と成果が上がっているのか
# もしれません。

10万種類以上の漢字サポートについては、BTRON でのサポートも含めて近い将
来に成果が出てきそうなので、期待しています。

ということで、B-Free としては、我が道をいくというか、本家が進んでない
分野については独自に開拓しながら進んでいくということになりそうです。

B-Free で独自に開拓しなければいけない分野としては:

・(仮身/実身を含めた) BTRON のネットワーク拡張
・システムコールの 32 ビット化
・新しいウィンドウシステム

がありそうです。

>
> 藤永さんは越塚先生から論文などの資料をいただいていましたね。
> それについてコメントいただけたら幸いです。
> 内藤さん長谷川さん三原さんも是非詳細なレポート、感想をお願いします
>

あまり詳細ではありませんでしたが、こんなところです。

>
> 内藤さん、長谷川さんが「坂村研探検ツアー」を企画しているようです。
> 楽しみですね。

うーん ^^;;

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