From: iijima@cocktail.cas.uec.ac.jp (Kiyotaka Iijima)
Subject: [b-free 240] Re: How to make B-Free
Date: Sat, 1 Mar 1997 11:34:10 +0900 (JST)
Message-ID: <199703010234.LAA09826@ginjyou.cocktail.cas.uec.ac.jp>
>
> 落合 さん
>
> <9702281631.AA10225@iceas1.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp>の記事において
> h953046b@ice.nuie.nagoya-u.ac.jpさんは書きました。
>
> >> |B-Freeとしては現状とおりコツコツとやってみて、Linuxバージョンはだれか
> >> |やってみません? Bi-nux(バイナックス)プロジェクト、とでもしましょうか。
> >> |落合さん、ドデスカ?
> >>
> >> 私ですか? やれるならやりたいですが、
> >> まだ Linux のカーネルを読んだことないですし、
> >> 386 については本を持ってるだけですし、
> >> 今の状態だと力不足でだめですね。
> >> ハードに近い方は弱いんです。
> >> アプリなら何とかなりますが。
>
> マンパワーがあり余っているわけでもないですし、
> 一緒に活動した方が良いと思います。
>
> 個人的にはITRONをベースにしたほうが好みですが、
> Linuxをベースにした方が楽ならば考えてしまいますね。
>
> ・Linuxをベースにした方がどのくらい楽なのか。
> ・将来的にLinuxをベースにして大丈夫なのか。
>
> を検討する必要がありますね。
> (僕としては「よくわからない。」というのが本音だったりします。)
実際のところ、Linux カーネルのプロセス管理やファイルシステムなどの OS
の中心的な部分の量はそんなに大きくありません。
2.0.27 のソース (*.c) のうち、カーネルの中心部分 (linux/kernel) とファ
イルシステム(linux/fs) では、両方合わせても 20,000 ステップくらいです。
小さいとはいいませんが、びっくりするほどの量でもありません。
で、何がソースのうちで一番多いのは何というとデバイスドライバでした。
(linux/driver/*/*.c) 大体のところ 350,000 ステップで飛び抜けています。
Linux を改造するとしたら、一番のメリットはデバイスドライバをそのまま
持ってこれることだと思います。
逆に Linux を使う場合の問題点は何をベースにするかでしょうね。
(変更が頻繁にあるので、BTRON 用に変更が終った時点で大昔の Linux に
なっているような気がする。。。)
--- B-Free プロジェクト実行中! 詳細はこの Web ページへ (http://www.b-free.orient.co.jp/)内藤隆一 (ggc00661@niftyserve.or.jp/night@bfree.rim.or.jp)