[b-free 546] Re: usability of BTRON in heterogenous network.

Takanori Hayashi (takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)
Fri, 19 Sep 1997 13:08:33 +0900

林です。

In message <199709181440.XAA15471@bfree.rim.or.jp>
"[b-free 540] Re: usability of BTRON in heterogenous network."
"Naitoh Ryuichi <night@bfree.rim.or.jp>" wrote:
night> うーん、1B/V3 に TCP/IP を載せるのはできるのでしょうか?
night> やるとしたら、パーソナルメディアできないような気がします。

16bitでTCP/IPを実装するのはなあ(^_^;)。ただ、TCP/IP自体は
アプリケーション・サーバの形でならPMC以外でも実装できると
思います。メッセージで交信して共有メモリでデータを受け渡す
ような形態になるので効率は悪いかも知れませんが。でもEther
のドライバはドライバ・インタフェースが公開されてない以上は
作成可能かどうかの判断も難しいです。

night> NFS については、Linux や BSD で動いているものがあるので、
night> それらを使うことはできると思います。ただ、NFS については
night> BTRON のファイルシステムが特殊という問題があるので、
night> 単純に移植することは難しいと思います。

必要なのはクライアント機能のみと考えての意見です。
BTRON仕様とは別系統のプログラミング・インターフェースで他
のファイルシステムを扱うものを用意すればどうかと思います。
ユーザインタフェース用にはMS変換のようなアプリケーション
を用意することにして。
もう少し高度な方法としては、拡張子などからファイルのデータ
形式を推定してTADに変換するフィルタをシステムに組み込む方法
があります。B-Free上で編集した結果を書き込む際には逆変換を
します。一度開いたファイルについてはファイルタイプの情報や
付箋に格納する情報を別ファイルにしてリモートorローカルに
保存すれば扱いやすいでしょう。
前者は手っ取り早い上に後から後者の機能を実装する場合にも
使えます。とりあえず実装するには良い方法と思います。後者の
方法は手間がかかる上に扱えるファイルの種類も限られます。
また完全な変換は望めません。でもネットワーク上で共同作業
するならぜひ欲しい機能です。
# TEXT, HTML, GIF, JPEG くらいあれば十分かも(^_^;)

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    林(takanori@ohsaki.meidensha.co.jp)