[b-free: 510] TAD on B-Free OS.

Naitoh Ryuichi (night@bfree.rim.or.jp)
Wed, 29 Nov 1995 22:07:24 +0900

隆一です。

先日のカーネルグループの打ち合わせで B-Free OS で TAD を採用するか準
TAD を採用するかで議論がありました。

私の意見としては、次の理由から TAD を採用すべきだと思います。

「準 TAD を採用した場合、仕様の拡張が必要」
というのが理由です。

準 TAD の仕様は、「BTRON 1 プログラミング標準ハンドブック」に記載さ
れていますが、準 TAD としての記述は 2 ページ程度しかありません。
特に、準 TAD では使用する文字コードを 2 バイトの固定長としているの
が致命的です。これでは、(比較的使用頻度の高いと思われる) 1 バイトコー
ドが使えません。今、準 TAD を採用するとしたら 1 バイトコード/2 バイ
トコードを混在した時の TAD のデータ形式を定める必要があります。
基本的に B-Free プロジェクトは仕様を独自に決めることを避けるべきだ
と考えます。

---
B-Free プロジェクト実行中! 詳細はこの WWW へ 
-> (http://www.st.rim.or.jp/~isoyama/b-free)

内藤隆一 (ggc00661@niftyserve.or.jp/night@bfree.rim.or.jp)