プロセス内のメインタスクとサブタスクで、スタックを別空間に割り当てるか否かに
ついてですが、私としては容易に別空間に出来る物なら、別空間にした方が良いと考え
ます。
3Bの場合はサブタスクを7個迄という制限を設ける事により、スタック領域は最大
でも8等分までとなって、タスク毎のスタック領域に512KByteが割り当てられる事が保
証されます。
B-Freeカーネルでは出来るだけサブタスク数に制限を設けない方向で検討が進んでい
る(と思われる)ので、同一空間のスタック領域を分割する方法だと、実用上十分な領
域が確保出来るかは解らなくなると思います。となれば、やはりタスク毎に別空間を用
意する方が良いのでは無いでしょうか。
スタックを別空間にすると、スタック上の変数の共有は出来無くなりますが、私のイ
メージではスタック上に生成される変数は基本的にはその手続きの内部のみで有効な物
であると理解しているので、共有出来なくても良いと考えます。
真鍋 裕一