From: "hiroharu_ikeda" <h_ike@ma4.justnet.ne.jp>
Subject: [b-free 499] RE: [b-free 498] Re: それは機械が壊れている
Date: Wed, 10 Sep 1997 12:34:47 +0900
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> 池田です。
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> >
> > なるほど、minix のときは、データエラー検出機能もなかったですからね。
> >
> > # 今の Linux でも大したエラー検出機能はないけど。。。
> >
> > ソフトウェアによる RAID (のようなもの) を作ろうというのを提案している
> > わけですが、どういう仕組が適当だと思いますか?
> >
>
> 検出だけならば、crcをファイルパーミッションの空いている上位16ビットに
> 埋め込んで実行時に照合させるようにしては、どうかと思いますけど。。。
> 16ビットじゃcrcが入り切れない可能性があるという点をどうするかという
> 問題点もありますが。
なるほど。
ただ、これだとファイルの CRC を再計算するタイミングが問題になってきそ
うですね。大きいファイルだと CRC を計算する手間が増えそうです。
ファイルを 1K くらいの適当な大きさのブロックに分けてそれぞれのチェック
用の情報をもつようにするのはどうでしょうか?
たとえば、書き込むときに 1K バイト毎に CRC を計算してデータといっしょ
にディスクに書き込んでおき、読み込むときに再計算するという方法です。
# もっと低レベルな方法だと、複数のパーティションをひとつにまとめてアクセス
# するようにし、パーティションのひとつをデータ訂正用に使うという方法も
# ありそうです。ディスクドライバあたりで対応すれば、ファイルシステムは
# 何も考えずに信頼性が上がりそうです。
今資料が手元にないので、分からないのですが、NT はログをとっておくこと
で、データ破壊を防いでいるのではなかったでしたっけ? この方法だと、
読み書きの回数が少なければ余分なデータをあまりもたずにデータ訂正が
できそうです。
> 訂正まで行うとなると、どっちにせよデータの肥大化を
> まぬがれないので、検出のみにしたほうがいいとおもいます。
これは、ケースバイケースだと思います。
つまり、どうしてもデータ破壊を防ぎたいという場合には、ある程度の余分な
領域が必要であってもいいでしょうし、ディスクを余分に使いたくない場合には、
訂正用の情報はいらないでしょう。
で、昔に比べると今はディスクの容量が増えてきているので、余分なデータが
あってもいいのではないかなーとは思います。
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