[b-free: 509] Gijiroku

三原 克大 (KHB17144@niftyserve.or.jp)
Mon, 27 Nov 1995 00:54:00 +0900

 三原克大です。
 議事録作成の担当が飯島さんから私に代わりました。先日の全体ミーテ
ィングとドキュメントグループのミーティングの議事録をアップします。

   −B−Free全体ミーティング議事録−

日時:1995年11月26日  13時30分〜17時
場所:上目黒住区センター 第一会議室
参加者:長谷川・藤井・内藤・藤永・飯島・渡辺・小池・高田・三原

●FTRONのB-FreeM.L.会議室
 C.G.のM.L.も同じ会議室に時系列で載せる。
 2、3人からM.L.に入りたいと反応があった。

●FTRONにDLを作る許可がおりた
 詳細についてシスオペと交渉中

●カーネル  デバイスドライバの現状
 FDドライバは実装済み
 HDドライバを作成中   SCSIを目標、IDEは未対応
             実現は完全に98依存
             実装すればHDから起動可能

●API
 システムコール単位に進捗状況一覧表を作る
  ・飯島さんがマスターデータを保管
   システムコール作成者は氏に連絡を
  ・1B表計算で管理
  ・ソースはEUCのままバイナリで保管

●TAD仕様書の電子化
 電子化してもらう事を磯山さんが坂村博士より確約を得た

●次回から渡辺さんの好意により池上に会場を設ける

 これからの全体ミーティングの日程
       12月17日
 1996年  1月21日
        2月15日
        3月17日  すべて日曜日

   −B−Freeドキュメントグループミーティング議事録−

  各作業について詳細と担当者が次のように決まる

○議事録作成
 ・担当者が飯島さんから三原(当議事録作成者)に代わる

○M.L.のログのまとめ
 ・渡辺さんが担当者に

○電祭のアンケート集計、α版の使用者に対する追跡調査
 ・現在は見送り

○ドキュメント・ソフトの管理
 ・飯島さんが担当者に

○進捗状況一覧表の作成
 ・飯島さんが担当者に

○FTPにあるものをFTRONのDLへ
 ・長谷川さんがやってくださる

○規約の作成
 ・渡辺さんが担当者に

○アプリの仕様の作成
 ・担当者は今のところつけない
 ・1Bから丸々コピーしたのでは問題があると思われる
 ・TRON協会から基本文章編集と基本図形編集について少し出ている

○プロハンの電子化
 ・B−Freeプロジェクト内部で見るだけなら丸写しでも構わないと
  約束を取りつけた。まずはプロハンから写してくる
  この決定自体、外部に伝えてはいけないのではないかと意見が出た
 ・外部に公開するには、表現を変えなければならない
 ・テキスト型式で、図は入れない
 ・フォーマットを議論する叩き台を真鍋さんに作ってもらう
 ・「OS核内部」から着手
  各人の担当頁
   I−  1〜 50  真鍋
   I− 51〜100  三原
   I−101〜150  小池
   I−151〜200  渡辺
   I−201〜250  高田
   I−251〜288  飯島

○B−Free勉強会
 ・ドキュメントグループのメンバー各自がカーネルグループの作業の概
  要を理解できなければ作業が進まないし、ゆくゆくは自らプログラミ
  ングができるようになりたいし、これからB−Freeに触れる人に
  B−Freeを教える教材を作成しなければならない
 ・そこで、ドキュメントグループでB−Freeの勉強を始める
 ・どこから対象にするべきか
  対象は大きく二つに別れる
   1.C言語から
   2.他のシステムは知っているがB−Freeを知らない人に
     B−Freeの仕組みについて
  1について取り組むにはGUIのOSの上では難しい。Linux上のgccや
  MS-DOS上のLSIC-86で学習したほうが良い
  1Bの開発環境はANSI CでなくK&R Cで、使い勝手が良くない
  2について、VisualBASIC上でTADビューアを作成するという案が出た
  が、手段として良いものの必要とされる環境を各人が新たに入手する
  ための負担が大きいためできない。
  プロハンは、ある目的を達しようと思うと広い範囲を調べなければな
  らない。目的毎にまとまった資料が作れないか
  ASURA-Iを参考に、OSの動作をマイクロスクリプトで表現できたら、
  他の人に見せられて、自分達もB−Freeを理解できる。
  どちらかに絞るということにはならなかった。まずは言語を知らなけ
  ればOSには手も足も出ないから
 ・まずは、ITRONを学ぶ
  最小限のITRONを用意し、実装が済んでいないシステムコールを作成
  することでITRONを学ぶ
  ITRONは真鍋さんが用意をしてくる

           三原克大[遊 恵] KHB17144@niftyserve.or.jp