RobotoJフォント Readme Version 1.21 2015/09/19 https://osdn.jp/projects/robotoj-font/ RobotoJフォントはフリー(自由な)ソフトウエアです。 あらゆる改変の有無に関わらず、また商業的な利用であっても、自由にご利用、複製、再配布することができますが、 全て無保証とさせていただきます。 ■始めに  Androidの標準のフォント「Roboto」に、日本語フォントを合成・改変して作成しました。  Roboto+日本語(J)という事で、RobotoJと命名しました。  RobotoJフォントは以下の4種類となります。  ・RobotoJ → 通常フォントです。  ・RobotoJS → 通常フォントのゼロ「0」にスラッシュを付けた物です。  ・RobotoJAA → AA(アスキーアート)を表示するためのフォントです。  ・RobotoJ Mono → 等幅のフォントです。  Android標準の環境(Roboto+モトヤLマルベリ3等幅)と比べて、以下の特徴があります。  ・ひらがな、カタカナ、および全角英数がプロポーショナルフォントになっています。  ・漢字の文字数が多くなっています。(Adobe-Japan1-6相当。一部未収録の漢字もあります)  ・文字を見分けやすくなっています。I(アイ)l(エル)ー(長音記号)。(AA用フォントは除く)  ・濁点と半濁点を大きくして見分けやすくなっています。(AA用フォント、等幅フォントは除く)  ・縦書きに対応しています。(AA用フォントは除く)  ・Android、Windows、Linuxで使用出来ます。(MacOSではテストしていません) ■ファイルの内容  ・Readme.txt .......... このファイル。  ・TTF フォルダ ........ TrueType形式のフォントが入っています。              フォントに "-E" が付いているフォントは絵文字入りです。              例) RobotoJ-Regular.ttf ..... 絵文字なし                RobotoJ-Regular-E.ttf ... 絵文字あり                ※ 内部のフォント名は同じです  ・OTF フォルダ ........ OpenType形式のフォントが入っています。  ・TTF-Hint フォルダ ... ヒンティングを施したTrueType形式のフォントが入っています。  ・LICENSE.txt ......... Apache License 2.0。  ・License フォルダ .... 改変元のReadme、およびライセンス文章が入っています。   注1:Linux用のアーカイブにはTrueType形式のフォント(ヒンティング無し)のみ入っています。 ■Weight(文字の太さ)について  ・Regular(標準)は7インチ未満のスマートフォン、または解像度の低いタブレットに適しています。  ・Medium(中太)は、7インチ以上のタブレットに適しています。  ・Bold(太字)は、Windows等にインストールすると、太字の場合に自動的に使用されます。  ・なお上記は目安です。使いやすい(見やすい)ウェイトをお使い下さい。 ■ライセンスと著作権について  ・RobotoJは、Roboto、モトヤLシーダ3等幅、源真ゴシック、Miguフォント、M+ OUTLINE FONTS、およびSymbolaを   改変して制作したものです。  ・フォントデータに含まれる、Roboto由来の文字グリフの著作権はGoogleが所有しています。  ・フォントデータに含まれる、モトヤLシーダ3等幅由来の文字グリフの著作権はMOTOYAが所有しています。  ・フォントデータに含まれる、源真ゴシック由来の文字グリフの著作権は自家製フォント工房が所有しています。  ・フォントデータに含まれる、Miguフォント由来の文字グリフの著作権はItou Hirokiさんが所有しています。  ・フォントデータに含まれる、M+ OUTLINE FONTS由来のグリフの著作権はM+ FONTS PROJECTが所有しています。  ・フォントデータに含まれる、Symbola由来のグリフの著作権はGeorge Dourosさんが所有しています。  ・RobotoJフォントファイルは、Roboto、モトヤLシーダ3等幅、源真ゴシックと同じApache License 2.0のもとで   使用することができます。   Apache License 2.0の日本語訳は、以下から参照することができます。   http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FApache_License_2.0  ・RobotoJフォントファイルは、Miguフォントのライセンスに準じます。なおIPAゴシックの部分は使用しておりません。  ・RobotoJフォントファイルは、M+ OUTLINE FONTSのライセンスに準じます。  ・RobotoJフォントファイルは、Symbolaのライセンスに準じます。 ■改変元  RobotoJは以下のフォントを改変して制作しました。  素晴らしいフリーフォントの制作に関わる全ての方に深くお礼申し上げます。  ・Roboto   http://www.google.com/fonts  ・モトヤLシーダ3等幅   https://github.com/android/platform_frameworks_base/tree/master/data/fonts  ・源真ゴシック   http://jikasei.me/font/genshin/  ・Miguフォント   http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/migu/  ・M+ OUTLINE FONTS   http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/  ・Symbola   http://users.teilar.gr/~g1951d/ ■使用上の注意  ・Androidの表示用に作成したフォントなので、PC(Windows等)では正しく表示されない場合があります。  ・上記にもあるように、縦書きに関しては対応はしていますが、上手く動作しておりません。   縦書きを行う場合は、自己責任でお願いします。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■変更履歴 RobotoJ_20160927.7z (V2.02)  ・OpenTypeの品質を改善、及び容量を削減しました。  ・自動化出来る作業はスクリプトで行うようにしました。 RobotoJ_20160919.7z (V2.01)  ・OpenTypeの添付を再開しました。  ・上記以外の変更はありません。 RobotoJ_20160914.7z (V2.01)  ・RobotoJ-Medium のバランスを調整しました。  ・絵文字入りのフォントを追加しました。 RobotoJ_20160908.7z (V2.00)  ・文字のバランスを見直しました。  ・若干行間を詰めました。  ・キャリアのスマホの顔文字を優先するため、顔文字を外しました。  ・ヒンティングの品質を改善しました。  ・OpenTypeの添付を止めました(品質が悪いためです。改善したら添付を再開する予定です) RobotoJ_20150913.7z (V1.21)  ・縦書きが正しく表示されくなっていたのを修正しました。(V1.16からです。申し訳ありません) RobotoJ_20150905.7z (V1.20)  ・RobotoJ Mono Mediumの表示品質を改善しました。(若干ウェイトを細身にしました)  ・ヒンティングの方法を変更しました。これで日本語が真四角に近くなったと思います。 RobotoJ_20150830.7z (V1.19)  ・ヒンティングの品質を改善及び容量を削減しました。 RobotoJ_20150814.7z (V1.18)  ・顔文字をシンプルな物に変更しました。(一部表示されない文字があった)  ・ヒンティングの方法を変更しました。(試行錯誤中です。また変更するかもしれません) RobotoJ_20150812.7z (V1.17) 更新  ・等幅フォントのギリシャ文字、キリル文字を全角幅にしました。  ・等幅フォントのフォント名の設定に誤りがあったのを修正しました。   ※申し訳ありませんが、前のバージョンを一旦アンインストールして下さい。すいません。m(__)m RobotoJ_20150811.7z (V1.17) 追加  ・等幅フォントを追加しました。 RobotoJ_20150809.7z (V1.17)  ・下線の位置が壊れていたのを修正しました。(FontForgeのバグっぽい)  ・顔文字の位置を調整しました。  ・ヒンティングの方法を変更しました。(フォントの上下がおかしくなっていた) RobotoJ_20150801.7z (V1.16)  ・Unicodeの顔文字に対応しました。  ・一部グリフの形状を調整しました。(U+303B、U+26ED9)  ・Linux用のアーカイブを作成しました。  ・TTFファイルにヒンティングを施しました。Windows用としてお使い下さい。 RobotoJ_20150614.7z (V1.15)  ・AA用フォントで、AAがズレるのを修正しました。 RobotoJ_20150603.7z (V1.14)  ・AA用フォントで一部グリフに誤りがあったのを修正しました。  ・AA用フォントのMediumの表示が汚いのを綺麗にしました。  ・各フォントで圧縮ファイルを分けました。(Readmeは共通です) RobotoJ_20150525.7z (V1.13)  ・フォントの高さをすべてのウェイトで合わせました。  ・通常フォントのRegularを少し太くしました。  ・AA用フォントのMediumの記号類を少し太くしました。  ・全角英数をモトヤLシーダ3等幅をベースにしました。  ・縦書きテーブルを正しく参照するように修正しました。 RobotoJ_20150512.7z (V1.11)  ・Bold(太字)を追加しました。(AA用フォント以外)  ・AA用フォントにMedium(中太)を追加しました。  ・AA用フォントの太さを一部調整しました。  ・AA用フォントの日本語以外の文字の形を整えました。  ・バーティカルバーを長くしました。  ・フォントによって文字の高さが異なっていたのをそろえました。 RobotoJ_20150506.7z  ・AA用フォントの漢字の数を、他のフォントと合わせました。  ・一般公開に向けてライセンスファイルを添付しました。 RobotoJ_20150505.7z  ・「I」の飾りをもう少し目立つように  ・AA用フォントを、Windowsでなるべくボケないように調整 RobotoJ_20150504.7z  ・「I」に飾りを付けた(MS Pゴシックがそうなので)  ・文字コードページから中国語を削除    (フォント作成時にデフォルトで設定されていたので消去した)    ※※※※※ 注意 ※※※※※    コードページが変わったことにより、インストール後に文字化けする場合があります。    文字化けした場合は、フォントキャッシュなどを消去して下さい。    Windowsでは、C:¥Windows¥System32¥FNTCACHE.DATを削除して再起動して下さい。    Androidでは、再起動して下さい。 RobotoJ_20150503_2.7z  ・OpenTypeのスリム化に成功!    なので、すべてのフォントをOpenTypeに切り替えました。    TrueType形式も同時に作成しています。  ・AA用フォントを調整    「う」をもう少し大きくしました    「R」をもう少し大きくしました    Android 4.2で文字の位置がおかしくなるのを修正 RobotoJ_20150503.7z  ・AA用フォントを調整    ファイル名を変更した      RobotoJAA.otf → RobotoJAA-Regular.otf      若干細めになりました。これでほぼMS Pゴシックと同等のウェイトになったと思います。      ただ、なぜかファイルサイズが肥大化してしまいました。(原因不明)    「う」と「さ」の文字幅を大きめにした    一部幅が異なっていたのを修正(?Wツ) RobotoJ_20150429_2.7z  ・AA用フォントを調整    Android 5.x (Lollipop) で文字化けするのを修正 RobotoJ_20150429.7z  ・AA用フォントを調整    漢字の数を増やした(Adobe-Japan1-4相当)    Windowsでだいぶ綺麗になった(ヘタな小細工を止めたら綺麗になったw)  ・AA用フォント以外    記号類を増やした    全角英字の形を半角英字と統一    縦書き文字を微調整 RobotoJ_20150427.7z  ・AA用フォントを調整    記号類を増やした(ShiftJIS外の文字を使用しているAAがあるみたい)    ひらがな・カタカナを大きく    一部幅が異なっていたのを修正  ・フォント内の著作権表示を統一 RobotoJ_20150426.7z  ・フォント名を変更  ・AA用フォントをもう少し綺麗に表示されるように調整(特にWindowsで綺麗になるように)  ・バージョン表記を正しく表示されるように調整 RobotoJ_20150424.7z  ・AA用フォントを追加(RobotoJAA.otf)  ・縦書き文字を微調整 RobotoJ_20150422.7z  ・以下の文字を調整    -(ハイフン)、,(カンマ)、;(セミコロン)、ー(長音記号)Д(キリル文字のデー)  ・縦書きにとりあえず対応 RobotoJ.7z  ・初版。2015年4月19日公開 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■開発環境 ・Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit ・FontForge  http://fontforge.github.io/en-US/ ・Microsoft Windows 7 Professional SP1 64bit ・Unofficial fontforge-cygwin  http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/ ・TTFautohint  http://www.freetype.org/ttfautohint/ ■テスト環境 ・Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit ・Microsoft Windows 7 Professional SP1 64bit ・Microsoft Windows XP Professional SP3 32bit ・Google Nexus 7 (2012) (Android 5.1.1 Lollipop) ・docomo SO-01H (Android 6.0 Marshmallow) ・docomo SH-08E (Android 4.2 KitKat) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Copyright(c) 2015-2016 Beshi_Kawa. All Rights Reserved. [Roboto] Copyright(c) 2011 Google Inc. All Rights Reserved. [モトヤLシーダ3等幅] Copyright(c) 2010 MOTOYA CO.,LTD. [源真ゴシック] Copyright(c) 2015 自家製フォント工房 by MM. [Miguフォント] Copyright(c) 2014 Itou Hiroki. [M+ OUTLINE FONTS] Copyright(c) 2015 M+ FONTS PROJECT. [Symbola] Copyright(c) 2015 George Douros. 以上