この PyTypeObject のインスタンスは Python の (長整数でない)整数型を表現します。これは int や types.IntType と同じオブジェクトです。
o が PyInt_Type 型か PyInt_Type 型のサブタイプであるときに真を返します。
バージョン 2.2 で変更: サブタイプを引数にとれるようになりました.
o が PyInt_Type 型で、かつ PyInt_Type 型のサブタイプでないときに真を返します。
バージョン 2.2 で追加.
str の文字列値に基づいて、新たな PyIntObject または PyLongObject を返します。このとき base を基数として文字列を解釈します。 pend が NULL でなければ、 *pend は str 中で 数が表現されている部分以後の先頭の文字のアドレスを指しています。 base が 0 ならば、 str の先頭の文字列に基づいて基数を決定します: もし str が '0x' または '0X' で始まっていれば、基数に 16 を使います; str が '0' で始まっていれば、基数に 8 を使います; その他の場合には基数に 10 を使います。 base が 0 でなければ、 base は 2 以上 36 以下の数でなければなりません。先頭に空白がある場合は無視されます。数字が全くない場合、 ValueError が送出 されます。使用しているマシンの long int 型で表現し切れないくらい大きな数が文字列に入っており、オーバフロー警告が抑制されていれば、 PyLongObject を返します。オーバフロー警告が抑制されていなければ、 NULL を返します。
ival の値を使って新たな整数オブジェクトを生成します。
現在の実装では、 -5 から 256 までの全ての整数に対する整数オブジェクトの配列を保持するようにしており、 この範囲の数を生成すると、実際には既存のオブジェクトに対する参照が返るようになっています。従って、 1 の 値を変えることすら可能です。変えてしまった場合の Python の挙動は未定義です :-)
ival の値を使って新たな整数オブジェクトを生成します。 値が LONG_MAX を超えている場合、長整数オブジェクトを返します。
バージョン 2.5 で追加.
ival の値を使って新たな整数オブジェクトを生成します。 値が LONG_MAX を超えている場合、長整数オブジェクトを返します。
バージョン 2.5 で追加.
オブジェクトがまだ PyIntObject でなければまず型キャストを試み、次にその値を返します。 エラーが発生した場合、 -1 が返されます。その時呼び出し側は、 PyErr_Occurred() を使って、エラーが発生したのか、 単に値が-1だったのかを判断するべきです。
オブジェクトがまだ PyIntObject または PyLongObject で なければまず型キャストを試み、次にその値を unsigned long 型で返します。この関数はオーバフローをチェックしません。
バージョン 2.3 で追加.
オブジェクトがまだ PyIntObject または PyLongObject で なければまず型キャストを試み、次にその値を unsigned long long 型で返します。オーバフローをチェックしません。
バージョン 2.3 で追加.
オブジェクトがまだ PyIntObject でなければまず型キャストを試み、次にその値を Py_ssize_t 型で返します。
バージョン 2.5 で追加.
システムの知識に基づく、扱える最大の整数値 (システムのヘッダファイルに定義されている LONG_MAX) を返します。
整数の free list をクリアします。 開放できなかった要素の数を返します。
バージョン 2.6 で追加.