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trace モジュールはプログラム実行のトレースを可能にし, generate ステートメントのカバレッジリストを注釈付きで生成して、呼び出し元/呼び出し先の関連やプログラム実行中に実行された関数のリストを出力します。これは別個の プログラム中またはコマンドラインから利用することができます。
trace モジュールはコマンドラインから起動することができます。これは次のように単純です。
python -m trace --count somefile.py ...
これで、 somefile.py の実行中に import された Python モジュールの注釈付きリストが生成されます。
以下のコマンドライン引数がサポートされています:
文(statement)や式(expression)の実行をトレースするオブジェクトを作成します。全てのパラメタがオプションです。 count は行数を数えます。 trace は行実行のトレースを行います。 countfuncs は実行中に呼ばれた関数を列挙します。 countcallers は呼び出しの関連の追跡を行います。 ignoremods は無視するモジュールやパッケージのリストです。 ignoredirs は無視するパッケージやモジュールを含むディレクトリのリストです。 infile は保存された集計(count)情報を読むファイルです。 outfile は更新された集計(count)情報を書き出すファイルです。 timing は、タイムスタンプをトレース開始時点からの相対秒数で表示します。
cmd を、Trace オブジェクトのコントロール下で現在のトレースパラメタのもとに実行します。
cmd を、Trace オブジェクトのコントロール下で現在のトレースパラメタのもと、定義されたグローバルおよびローカル環境で 実行します。定義しない場合、 globals と locals はデフォルトで空の辞書となります。
与えられた引数の func を、Trace オブジェクトのコントロール下で現在のトレースパラメタのもとに呼び出します。
これはこのモジュールの使い方を示す簡単な例です:
import sys
import trace
# Trace オブジェクトを、無視するもの、トレースや行カウントのいずれか
# または両方を行うか否かを指定して作成します。
tracer = trace.Trace(
ignoredirs=[sys.prefix, sys.exec_prefix],
trace=0,
count=1)
# 与えられたトレーサを使って、コマンドを実行します。
tracer.run('main()')
# 出力先を /tmp としてレポートを作成します。
r = tracer.results()
r.write_results(show_missing=True, coverdir="/tmp")