インタフェースリポジトリブラウザを起動する
インタフェースリポジトリブラウザを使用すると、実行中のインタフェースリポジトリの内容を表示できます。IDL インタフェースはブラウザノードのサブノードで表わされます。ブラウザでノードを選択し、インタフェースを自分の IDE ファイルシステムにコピーできます。
インタフェースリポジトリブラウザを起動し、ネームサービスを表示するには、インタフェースリポジトリの IOR が必要です。
インタフェースリポジトリ IOR を取得する
インタフェースリポジトリがシステム管理者によって管理されている場合、
インタフェースリポジトリ IOR はおそらく既知のファイルに格納されています。
インタフェースリポジトリブラウザを起動するときにはこのファイルを指定します。
インタフェースリポジトリを自分で管理している場合は、コマンド行からインタフェースリポジトリを起動するときに IOR を取得する必要があります。インタフェースリポジトリブラウザへ IOR を取得する簡単な方法は、これをクリップボードにコピーすることです。このとき、IOR で始まり Interface Repository の直前の文字 (空白文字ではない) で終わる文字列をコピーします。
IOR をクリップボードにコピーした後は、次のいずれかが可能です。
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インタフェースリポジトリブラウザを起動し、インタフェースリポジトリブラウザの起動用ダイアログにクリップボードから IOR をペーストします。
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コマンドシェルからテキストエディタに IOR をペーストし、これをテキストファイルに保存します。この後、インタフェースリポジトリブラウザを起動し、起動用ダイアログでこのテキストファイルを指定します。
インタフェースリポジトリブラウザを起動する
すでに起動しているインタフェースリポジトリプロセスでインタフェースリポジトリブラウザを使用するには、次のようにします。
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エクスプローラウィンドウで「実行時」タブに切り替えます。
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CORBA インタフェースリポジトリノードをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「インタフェースリポジトリを追加」を選択します。ダイアログが表示され、ここでネームサービスブラウザにサービスの検索方法を指示できます。
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IDE でインタフェースリポジトリを識別するための名前を入力します。
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インタフェースリポジトリ IOR は次の 2 通りの方法で指定できます。
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IOR をファイルにコピーした場合、URL フィールドにそのファイルの URL を (
file:///<自分のファイルへのパス> の形式で) 入力します。
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コマンド行からカットした IOR を IOR フィールドにペーストします。
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「了解」をクリックし、ダイアログを閉じます。「CORBA インタフェースリポジトリ」ノードに、指定した名前の新しいノードが表示されます。インタフェースリポジトリブラウザはこれで、指定のインタフェースリポジトリプロセスと通信できる状態です。
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