コンテキストの追加

server.xml ファイルのコンテキスト要素は、特定のホストの中で実行される Web モジュールを表しています。それぞれの HTTP 要求を処理するのに使用する Web モジュールは、定義済みの各コンテキストのコンテキストパスに、要求の URI の可能な最長の接頭辞を対応させることにより選択されます。 無限数のコンテキスト要素を、特定のホスト内に定義できます。コンテキストには、それぞれ一意のコンテキストパスが与えられていなければなりません。

コンテキストは、Web モジュールが IDE 内部から実行または配備されるときに作成されます。Web サーバー内にコンテキストパス名を生成するには、「WEB-INF」プロパティシートに設定された「コンテキストルート」プロパティ値を使用します。対応するコンテキスト要素が、適切な server.xml ファイルに自動的に追加されます。通常、コンテキストを明示的に作成する必要はありません。

コンテキストを追加する手順は、次のとおりです。

  1. エクスプローラの「実行時」タブから「インストールされているサーバー」ノードを展開します。
  2. 「Tomcat 4.0」ノードを展開し、関連するインストールのノードを展開します。
  3. コンテキストを追加するホストを表すノードをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「コンテキストを追加」を選択します。
  4. 「コンテキストを追加」ダイアログで適切な Web モジュールを選択し、「コンテキストパス」フィールドに一意のパスを入力します。
  5. 「了解」をクリックします。

新しいコンテキストノードが、エクスプローラの「実行時」タブの当該ホストの下に表示されます。このノードのコンテキストメニューを使用して、コンテキストプロパティを設定できます。

関連項目
Tomcat 4.0 コンテキストノード
コンテキストプロパティの設定
コンテキストの削除

著作権と商標について