■nagios-2.11-ja.patch適用方法 2008.04.02 statuswml.cがEUCになっていたのをSJISに修正しました。 * Nagiosの本家サイトからnagios-2.11をダウンロードして展開します。 * 展開したディレクトリに日本語化パッチ(nagios-2.11-ja.patch.gz)を置き次のようにパッチを適用します。 $cd nagios-2.11 $gzip -dc nagios-2.11-ja.patch.gz | patch -p0 その後、通常Nagiosをインストールするようにインストールすれば完了です。パッチ適用後英語版のインタフェイスは使用できなくなります。英語版をすでにインストールしている場合はその上からインストールしても特に問題は発生しないはずですが、バックアップは取得しておいてください。 ■histgram.cgi,trends.cgi の生成画像の日本語化について histgram.cgi,trends.cgi の生成画像はcgi.cfgに日本語パッチオリジナルの設定項目「ttf_file」 に日本語のTruTypeフォントへのパスを設定することで日本語化された画像が生成されます。 「ttf_file」設定を行っていない場合は通常通りの英語での出力となります。日本語フォントはさざなみフォント で調整していますのでその他のフォントだと画像が乱れるかもしれません。 ・さざなみフォント http://wiki.fdiary.net/font/?sazanami また、最近のgdライブラリは日本語も扱えますが、utf-8化がすすんでおり大抵のディストリビューションで gdはutf-8でコンパイルされていると思われます。しかし、日本語パッチをEUCコードで作成している関係で 画像生成時に文字コード変換などは行っていたいため、現在の所このパッチで日本語の画像生成には gdライブラリをEUCコード対応にしてコンパイルしたものを使用してNagiosをmakeする必要があります。 gdライブラリのEUCコード対応でのコンパイル方法は、CFLAGSに「-DJISX0208」を付けてmakeすれば良いです。 例) $ cd gd-2.0.34 $ export CFLAGS=-DJISX0208 $ ./configure $ make $ make install また、インストールしたgdを使用するようにnagiosのconfigureオプションを付けます。 ./configure --with-gd-lib=/usr/local/lib --with-gd-inc=/usr/local/include もしかするとパッケージでインストールされたgdライブラリがある場合はパッケージのものはアンインストール する必要があるかもしれません。 ■免責事項 * NagiosおよびそのロゴはEthan Galstad氏の登録商標です。 * 異本パッチの利用による全ての結果についてその責任を負いませんので利用される方は自己責任の元お願いします。 * このパッチはGNU General Public License Version 2 のライセンスに基づいて配布されます。