書式 | #pragma COUT_HEADER |
C++ for CGI は HTTP応答ヘッダキューを送信する際にキューの中に"Content-Type:"という文字列があるかどうか検索します。"Content-Type:"がない場合は"Content-Type: text/html"を付加して送信します。
HTTPでは応答ヘッダとエンティティー(本体)を空行で区切ります。#pragma COUT_HEADERはこの空行も出力します。
クッキーは HTTP応答ヘッダの部分に混ぜて送信します。空行は HTTP応答ヘッダの最後と認識されますので、空行を出力するとクッキーを保存することができなくなります。クッキーを保存する場合は #pragma COUT_HEADER , #pragma COUT_HEAD , #pragma COUT_BODY, #pragma BEGIN_HTML を使用してはいけません。
クッキーの値は天下り変数で利用できますので、クッキーの値を利用するだけの場合は使用しても問題ありません。
同じようにHTTP 応答ヘッダキューの内容を送信する関数として、cout_headerがあります。