#pragma SET_HEAD
HTML文書ヘッダキューにタグを追加する
定義
書式 | #pragma SET_HEAD head_string |
引数 | head_string | HTML文書のヘッダの文字列 |
説明
HTML文書ヘッダキューにタグを追加します。HTML文書ヘッダキューはC++ for CGIが内部に持っている文字列配列です。キューに追加するだけで送信しません。
HTMLに従っていれば、<!DOCTYPE から <BODY> までに記述するタグをいくつでも追加できます。
HTML文書ヘッダキューに記憶されたタグは、プリプロセス指令 #pragma COUT_HEAD , #pragma COUT_BODY , #pragma BEGIN_HTML がある場合、start 関数実行前に送信されます。それらのプリプロセス指令がない場合 cout_head関数 , cout_body関数 , begin_html関数が実行されるときに送信されます。ただし、C++ for CGIは次の表にある文字列をキューの送信時に検索し、無いものは追加し、順番を適宜変更して出力します。
表にあるタグを追加する場合は、大文字で文字列の先頭から書いてください。また、他のタグを混ぜないでください。
検索する文字列 | 無い場合、追加される文字列 | 送信の順番 |
<!DOCTYPE | | 先頭 |
<HTML | <HTML>\n | 先頭+1 |
<HEAD | <HEAD>\n | 先頭+2 |
</HEAD | </HEAD>\n | 末尾-1 |
<BODY | <BODY>\n | 末尾 |
同じように HTML文書ヘッダキューにタグを追加する関数として、set_head(const char*)があります。
注意
- HTML文書ヘッダキューにタグを追加するだけで送信しません。
- 表の赤字で示したタグは大文字で書いてください。
- タグの中身の検査はしていません