cout_head

HTTP応答ヘッダキュー、HTML文書ヘッダキューの内容を送信する

定義

関数の型 #include <acpplib.h>
void cout_head(void)
引数なし
戻値なし

説明

HTTP応答ヘッダキュー、HTML文書ヘッダキューの内容を信します。
HTML文書ヘッダーは HTTP応答ヘッダの次ぎに送信されなければなりません。従って、 HTTP応答ヘッダキューが送信されていない場合は HTTP応答ヘッダキューも送信します。C++ for CGIは内部にフラグを持っており、2回以上HTTP応答ヘッダキュー、HTML文書ヘッダキューの内容を送信しません。cout_header関数 と cout_head関数 を同時に指定しても問題はありません。

C++ for CGI は HTML文書ヘッダキューを送信する時に、次の文字列を検索し、もしなければ追加し、順番を整えて送信します。
検索する文字列無い場合、追加される文字列送信の順番
<!DOCTYPE先頭
<HTML<HTML>\n先頭+1
<HEAD<HEAD>\n先頭+2
</HEAD</HEAD>\n末尾-1
<BODY<BODY>\n末尾
HTML文書ヘッダキューが空の場合、上記4つのタグが送信されます。
cout_header関数 と同様に、クッキーの保存ができなくなります。

同じようにHTML文書ヘッダキューの内容を送信するプリプロセス指令として、#pragma COUT_HEADがあります。

注意

  1. HTML文書ヘッダキューの中に特定のタグがない場合はそれらを適宜付加して送信する。
  2. cout_head関数を使うと、クッキーの保存ができなくなる。
  3. HTTP応答ヘッダキューが送信されていない場合、自動的に送信される。