C++ for CGIとは何か
C++ for CGIはC++言語でCGIプログラムを簡単に作るためのソフトです。
説明
CGI プログラムを作るためには Perl という言語がよく利用されていますが、C/C++ 言語はあまり利用されていません。これは、C/C++ 言語に CGI プログラムをサポートするような仕組みが無いことや、ライブラリーの文字処理関数群が貧弱であることが原因であると考えます。そこで、C++ for CGI は C++ 言語の仕様を CGI プログラム向き拡張して、CGI プログラムを簡単に作れるようにしました。
Flex(lex) や Bison(yacc) は C 言語のコードジェネレータとして動作します。また、C++ 言語 は C 言語 のプリプロセッサーとして、PHP は Perl のラッパーとして始まりました。同じように、C++ for CGI は C++ 言語 のコードジェネレータとして始まります。(たぶん、すぐに終わると思いますが...)
C++ for CGI の特徴は次の点にあります。
- 天下り変数:CGIに関する変数の優雅な提供
- プリプロセス指令:CGIの定型部分を処理
- ピュアテキスト:エスケープシーケンスからの開放
- start関数:エントリーポイント関数
- グローバル変数:CGIに関係する変数の提供
- ライブラリ(ぜんぜん充実していない)
これらを利用することで、プログラマーは CGI プログラムを簡単に作ることができます。